2013年終了

今年のゲーム出来事といえばPS4Xbox Oneの発売。
のはずが日本では未発売。Xbox Oneなどは発売日未定。
海の向こうは賑やかなのに寂しい国内年末商戦。
これはもう駄目かもわからんね。



他にもPSVitaがテレビで遊べるVitaTVというものが出ました。
これはちゃんと日本で発売。というか他の国は発売日未定。
逆。
さすがガラパゴス、と書こうとしましたが
これってガラパゴス諸島に住んでおられるエクアドルのかたがたに
失礼かもしれない。
さすが日本。孤立。独奏。
孤高と独走のほうがお好みか。独創ではないですな。


VitaTVは外でゲームを遊ばない私向きな感じですが
「テレビで遊ぶゲーム」の勢いが弱い傾向は
ここのところ間違いない方向。
ゲームを売っているお店にいけば変わりないようでも
WiiでもPS3でもなくDSと3DSが売れ
そして携帯電話、スマートフォン向けゲームが見えない形で進行。
操作のしやすさにやはり問題があるようですが
それ以外に誇れる有利があまりない。
3DSの操作性とやらが良いわけでもなし。


PS4やXBOXOneも、以前ほどのわかりやすい見た目の違いがなくて
一方で基本無料のような小型ゲームが
多くのお客を獲得できたりもしている。
果たして「テレビゲーム」の名も
いつまで「テレビ」でいられることか。


ファミコンが1983年に発売されてから30年、
今年は山内溥任天堂前社長もお亡くなりになって
果たしてゲームはどこへ行くのかいかないのか。
個人的にはゲームを遊ぶ時間確保が重大。
遊びたいゲームは山とある。
けれど遊べずいる間も時は流れて今年も年末。




今年もこれまでと変わらず、今年書いたもの読み返して振り返ります。

シヴィライゼーション レボリューション

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130211

これを遊んでいたのは今年だったけ、というくらい忘却の彼方。
発売は2008年だし。このサイトに世間のながれとか関係ないし。
困ったものである。


この『シヴィライゼーション』シリーズのような
アクション要素の低いリアルタイム対人対戦ゲーム、
おおまかに言えば「手番制ではないボードゲーム」は
オンラインが普通へ拡がってもなかなか広く受け入れられないようす。
それともアクション要素という目にわかりやすいものがないので
外へ広がり難いだけなのだろうか。
日本製ゲームで対人対戦はRPG要素がすごく重要なのだろうか。
ピクミン3』などもあまり盛り上がっていない気がする。


いずれにせよオンライン対戦によって、
また技術向上でみためがきれいになることで、
わかりやすく恩恵を受ける種類でもあるので
今後の更なる発展が期待される分野であります。


キングダムズオブアマラー:レコニング

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/201303

われながら「オープンワールド」という言葉に敵対的。
けれど『FF12』とかの街が
『グランドセフトオート5』並みに作りこまれていれば
より賞賛していただろう、と問われればその通り。
好みの問題なのである。
FF8』『10』『13』は駄目で『7』と『9』は許せて『12』は好き。
完全に好き嫌い。


オープンワールドが嫌いなのではなく
良いものが認められず、良くないものが過剰に褒められているとの
不快感が根にあるのかもしれない。
そこで良い悪いを決めているのは自分の好みだけれども。
グランディア1』を買わず『センチメンタルグラフティ』を買ったり
『アスカ見参』にプレミア価格がつく一方で製作会社が潰れたり
三国志大戦』も遊ばずにその年のゲームについて語るとか、
ゲーム好きと称するかたがたの見る目なさには
ほとほとがっかりだ(※ただし自分も含む)
あと古い話ばかりでまるで今についていけていないぞ。


どのゲームも一定の品質を保っているとして
どのゲームも等しく売れるかというと違います。
良いものが売れるとは限らない。
遊ぶ方の見る目がないからでもあり、売り方が下手だからでもあり、
どのゲームも同じ出来ばえではないからでもある。
インターネットで広く情報溢れても未だ容易ならざる道中途。


思い出深いゲーム

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/201304

あっ……(白目)
というくらい存在を忘れていた、
のは嘘で覚えていたけれど
結局放置したままこの年末到ったのであった。
やはりこうなるか、と自分のことだけれど思います。


上の『シヴィライゼーション』も『アマラー』も
どういうゲームだったか、もはやおぼろげにしか覚えていない。
まして昨年に遊んだものや、数年前、十数年前だと残った印象だけ。
それはそれで残す価値はあるだろうけれど
好きなものは美化され嫌いなものは汚れて
塗り替えられていくものでもある。
完全な記憶があれば現在と正しく比較ができるかもしれないが
正しい比較をすることにどれだけ意義あるか謎。


ごたくはともかく一応少し書き換え書き加え。
http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/00000001
今後も最低限、年末に一回は更新することにしよう。
365日後にご期待ください。


デビルサマナーソウルハッカーズと真女神転生4

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130521
http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130703

このふたつは抱き合わせで。
その後アトラスブランドゲーム製作部門はセガに救われ
順調に継続している模様。よかったよかった。
ペルソナ5』は素直に楽しみ。


ソウルハッカーズ』に対してさらに書くことないので『4』のほう。
前作に当る『ストレンジジャーニー』がこれまでの『真女神』に対して
かなり上手くほどほど新しく良いところをまとめていたのに対し
数字付きの『4』はそれ以上の期待を当然したけれど
思ったほどではなかった、という印象。


全体もこじんまりしているし、細かいところもいろいろ惜しい。
バロウズちゃんの優秀さに対して仲間の演出が残念。
一緒についてまわることはなかったのでは。
ラク浅すぎ。最初の一回は途中飛ばして一気に下まで落ちて
戻るために登り直すとかでよかったのに。
地上マップ雑過ぎ。東京を知っていようがいまいが魅力がない。
戦闘もお話全体の長さの割りに、どのレベルでも代わり映えしない。


『ストレンジジャーニー』ならこれでも良かったけれど
数字付き続編がこの程度で良いのかと思うのです。
話が長い。もっとルートごとの共通部分減らして
何週もさせる前提で切り揃えた方が良かった。
細かいところもそうだけれど、大元のつくりに不満があって
正直これでは次にあまり期待できない。


肩に力入れて期待しすぎかもしれません。
全体としてはそこそこ良く出来ている、
『ストレンジジャーニー』と比べて劣ってはいないだけに
難しいところです。


夏で暑いから値崩れ作品消化期間

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130731

ゲームの謎。
遊んで見なければ面白いかどうかわからない、というなら
作っているひとは遊んでいるから
自分が作っているものが駄作であることに気づいているはずだ。
良くしたほうが売れる可能性が期待できるのはおおむね正しいだろうに
なぜ直さないのか。
答え。時間が無いから。


なら良いけれど、いや良くなくて納得も出来ないし
理解する気になれないから次回作冷笑するだけで許してあげるのですが
作っているひとが無能だと大変困る。
なぜ困るのか、買わなければ良いだけなのでは、ではありますが
気まずい。みていて不快なのでなく、つらい。


ドラゴンズクラウン?

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130930

文中で引き合いに出しているタワーミスタラの方も
同時期にPS3版が出ていたもよう。(ASIN:B00CYA1EH2
アンテナ低すぎ。
この『ドラゴンズクラウン』については
桃鉄』とかと同じく
4人で一緒に遊ばなければ面白さがわかるわけないだろ、といわれて
一言も反論できません。感想書く資格なし。


ニーアレプリカンとかとかいろいろ

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20131102

ランスシリーズは来春最新作『9』が出るらしいのですが
現在使用のいにしえノートパソコンで遊べない。
他ではまったく問題ないので
このゲームのためだけに買い換えるか、というとさすがに躊躇中。
本格的なゲーム用PCを買って
Steamとかの海外ゲームにも意欲的に手を出すべき、
という方向もあるのですが
残念ながらそんな時間はない。まったくない。
既存ある程度定評あるもの追うだけで精一杯。
また、文中話題に挙げている『闘神都市2』が3DSで出るらしい。
PC版を遊んだのは十数年前。
当時は感心したけれど、現在で果たしてどうなることやら。


逆転裁判5』は、かなりつらい。
世評は『4』よりましとのことですが、まったく同意できません。
『3』で終わっておけば良かったのに。


ニーアレプリカント』は
3Dになって以降の『ゼルダ』シリーズをもとにして
いろいろ味付けした作品。
わりと良く出来ていて評判そこそこ良いのもわかるのですが
あまりピンとこなかった。
舞台設定とかお話とか雰囲気を味わうところが主の本作と
そこを冒険してまわる『ゼルダ』と
大体の仕組みは同じようでも、結果が随分違うものです。


テラリア

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20131130

『マインクラフト』については
とても力の入った紹介記事があるのでご覧ください。

結局のところ「Minecraft」とは何だったのか? 数々の常識を打ち破ったモンスタータイトルが指し示す,ゲームのこれまでとこれから - 4Gamer.net http://www.4gamer.net/games/126/G012627/20131225025/


『テラリア』は『マインクラフト』がもつ魅力の一端を
わかりやすく伝えてくれる作品。
ゲームはみためとか操作応答とかの技術や手間も大切だけれど
何よりもどんなゲームなのか、
何をすることで何が出来、何が楽しいのかが基本であり
そしてビデオゲーム生まれて三十年を経ても
まだまだこれまでにみつけられていなかった種類の面白さが
そこに未だあることを
『マインクラフト』やこの『テラリア』は教えてくれます。


これまでになかった新しいもの。
それこそゲームにこれまでもこれからも期待し注目し続ける理由。
また一方で、その遊ばれ方みたいなところもあるけれども。
完成品があって、あとはどう受けるか自由な他の表現作品と
そこもゲーム独自の面白さです。


艦隊これくしょん

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20131230

長い。
基本無料(横文字でFree To Play、略してFTPというらしい)とか
ソーシャルゲームとかは
最初に書いた通り、もはやテレビゲームを押しのけ
時代を代表しているからね仕方ないね多少はね。


もっとも「売れるゲームの研究」をするつもりはさらさらなく
どうしてこの作品が売れたかとかは、妬み嫉み除けばどうでも良い。
そのゲームが、自分にとって面白いかどうか。それだけです。
けれどゲームは遊んでみなければおもしろいかわからない。
何でもかんでも遊んでみる時間はないので、世間の評判を当然参照、
みなさまのみるめに感心したり感謝したり
がっくりしたり恨んだりするわけ。
そして好み次第で評価が変わる現実と向き合って
自分は何が面白いのかをより知りたいと願うけれど、なかなか難しい。
一般の買い物と同じく、選ぶ楽しみも娯楽のひとつ、
誰かが楽しんでいるようすを共遊するのも面白さのひとつ。


『艦これ』は、ゲーム商売の面からもいろいろ話題になっている作品。
無料のわりに良く出来ているのか、
話題になっているのはそこそこ良く出来ていて無料だからなのか、
果たして最初から店頭パッケージ販売していたら売れたのかどうか。


値段はさておけば、
話題になるのは解る程度の出来ばえとは思うのですが
対人対戦とか根本的に改築したくなるような不満も
たくさんあるつくり。


実のところ今月は9月同様仕事が忙しくて
テレビの前でじっくりゲームに向き合う時間がまるでなかったので
その後のバージョンアップで多少変わっているかもしれない、
と思ってここ数日遊び直したのだった。
ただ数日ではあまり進まない。
毎日少しずつ遊んでいくつくりというのも独特かもしれない。


まとめ


今年もあまりゲームを遊べなかった。
しかも新しく遊んだもので感心したのは『テラリア』くらい。
それもすごく面白いとも違うものだし。
『艦これ』も話題となるだけの独自さがありましたが
もくもく遊ぶほどには不満あるもの。


ちなみに、ここに感想書かず継続して遊んでいるゲームもあります。
それらはSTGとかアクションとかの短時間で楽しむ種のゲーム。
短時間である程度満足するゲームにしか時間割けない、ともいう。
また9年目の『三国志大戦』も、動画サービスが終わったりして
いよいよ終焉の時が近づいて悲しい。




さて、このサイトも2004年の1月から始めて10年分。
ファミコンからなら30年の、実に三分の一。たいしたものだ。
それでもあまりにまるでも進歩ないですが
いいかげん大体身の程知って当然こんなもの。
今後も同じような程度で続けていく所存。
もっとゲームをする時間を作って
月に一作品くらいの配分で楽しめるようにはしていきたいですが。


以上で2013年終了。
このサイトはまだまだ延々続きます。
来年以降も月一度くらいの更新を目標に書いていく予定。
年に一度くらい、ごくたま思い出したころご覧ください。
2014年以降がこれまでより少しでも良いものでありますように、
私も微力ながら社会成員のひとりとつとめてまいりたいと思います。
ご覧の皆様には良いお年をお迎えくださいますように。また来年。