2016年反省会(おざなり)

祝!パソコン使い始めて何年目だかわからないけれど
Windowsメモ帳に何時間か掛けて書いた今回用の記事が
メモ帳フリーズでだいなしになったのでブラウザ直書き記念の巻。
たぶんクラウド候補入力予測変換のせい。泣ける。


そういうわけで一度書いたのを思い出しつつ
すごくさっくり書き直すのですごく短めである。

前振り

2015年にくらべて更新回数が2回から3回と1.5倍に。
でもゲームを遊んだ時間は減少中。
このサイトの歴史分だけ書いているひとも容赦なく加齢していくので
身体が睡眠を欲してゲーム時間を削らざるを得ないのである。


ゲーム周辺、今年のできごとと言えば
ポケモンGO』。幅広い層に話題。ゲームの遊ばれ方として興味深い。
FF15』『ペルソナ5』『大鷲トリコ』など長期開発作の発売。
ドラクエ11』も来年でそう。
WiiU」終了と次の「SWITCH」発表。PSVRの発売。未来はどっちだ。


このサイトを始めたころは、
「ゲーム」といったら「テレビゲーム」だったのですが
いまはスマホの「ゲームアプリ」。
任天堂も『マリオラン』を出して、入力操作に大きな違いがあるものの
それは差でなく別でしかないこのごろです。
もう20年前から一番売れているゲームは『ポケモン』なのだし
ポケモン』にスマホで出来ない専用入力操作機器は不要なのであれば
ようやくスタンダードなゲーム機が実現したのかもしれません。


今回もあんまり気が進まないけれど書いた記事を読み直して振り返ります。
未来みてるので。昔は良かったじゃないので過去見たくないので。
反省は大切なのはわかるから仕方なく。

ドラゴンクエストビルダーズ

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20160430
ここ数年を振り返って久しぶりに大手を振って称賛できる作品。
『マインクラフト』の日本向けアレンジなのかもしれませんが
日本文化にしか浸かっていないので、はっきりこの方が良い。
『みんなのA列車で行こうPC』を遊んで
同シリーズ『3』に費やした時間を思い出しますが
同じような何十年と価値を保つゲーム形態の完成形。
よりゲームとして幅拡い発展続作を希望。

初音ミク Project DIVA Future Tone

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20160930
新作の『X』も遊んでいるのですが、これが評判よろしくない。
リズムゲームとして同じものなのだけれど
曲を増やしたりみためをきれいにするだけじゃなくて何か変えなければ、
ということで追加されたのであろう要素がとても邪魔。
みためも重要なのに好きな衣装を選べず、
リズムゲームでパーフェクトをとっても課題クリアにならず失敗扱いされる。
前作に対し、何かしなければ仕事したことにならないのかもしれないけれど、
既に出来上がっている料理に蜂蜜を掛けるがごとき結果である。
いつものセガといえばそうだけど。


ここに書いたように、不随意運動の気持ち良さや
曲の好みがある時、突然に切り替わるところなど
とても面白いゲーム体験をさせてくれる作品なのでこれからも続いて欲しい。
けれどセガに限らず、出来上がったらあとは駄目にされていくだけなのか。
ミスタードリラー』も遊びたいけどもう帰っては来ないのか。

戦国大戦終了のお知らせ

http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20161016
2017年3月で終了するのですが、なんと今月もう『三国志大戦4』が稼働開始中。
驚きの速さ。
最大の特徴は、カードがプレイヤーデータ専用化されたことで
カードショップで取り扱えなくなったこと。
プレイヤー間でトレードは出来ても市場価値は持たなくなった。
コードオブジョーカー』という同じくセガアーケードゲーム
そもそも紙カード自体がなくゲーム内データのみで、
基本無料でカード購入にお金を払う、ブラウザゲームと同じ仕組み。
『三国4』は『艦これアーケード』と同じく紙カードが排出されるのですが
紙のカードをわざわざ印刷するから、基本無料でないと言えなくもないことになる。


コピー可能なデジタルデータの一時的保有権利に高いお金を払う。
ゲーム内で性能が優れている、絵や音声からなるキャラクタが魅力的、
100回抽選中1回しか引けないような希少価値がある。
そこに、これまでの「家庭用テレビゲーム」何本分もお金を払う人がいて成り立っている。
他人事のように書いていますが、わたしも10年くらい大戦シリーズに
総額にすれば普通のゲーム何十作品分も払っている。


なぜか。
ブラウザゲームは毎週のようにバージョンアップ、追加要素が加えられ、
プレイヤーがその情報を交換したりして
ネット上で、ゲームの外で、雑談することもゲームを楽しむことの重要要素。
みんながいるから希少データを保持することにより価値がある。
大戦シリーズでは対人対戦であるから、より「ゲームらしく」、
相手より上手くゲーム内の要素を組み合わせ操作する過程の研究研鑽に熱が入る。
互いが公平でゲーム操作の巧緻しか差がないから
ネットの向こうの誰かに勝てば嬉しく、負ければ悔しい。


ゲームは作品で商品で、遊び道具で遊び場。
作るのに掛かった以上に遊んでもらえるものもあればそうでないものもある。
遊んでもらうとは別に、あれは良かった駄目だったと褒めたり貶されたり、
遊ばれるのでなく話の種として消費されることもある。
ゲームはデジタルデータで、本よりも複製容易であるけれど
追加要素をみんなで楽しむ過程や、対戦相手は複製できない。
一方で、本のように最後まで進めればそれですべてその作品を味わったことになるゲームもある。

まとめ

IMEの予測変換のおかげであっさり仕上がりになってしまいましたが
それもまた2016年12月31日に終わったこと。
みんなが、完成している作品にも何かを付け足し続けていかなければならない、
新しく変えていかなければならないのは2017年も変わらぬ世の常。
過去は良かった。同時に思い出したくない過去は悪かった。
現在はどうか。明日はどうか。
自分にとって、誰かにとって良いように常に新しくあることが
難しい、大変で、どうすれば良いか明確でないけれど、
その方が良いのでしなければならない。
寝ることで次の日が、いつか次の年が、いつも未来が来続けます。


2016年もおつかれさまでした。良いお年をお迎えください。