思い出ゲーム一覧表


更新現在現時点でその作品をどう思っているかの一覧。
★の数も更新した時の気分。
ご覧の皆様の役立つかは私にはわかりかねます。
随時加筆修正、分類内容も後からどんどん変わる予定。
 2013.12.31追記:修正。年に一度年末に変わるかもしれない予定。

 説明書き http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20130429

対人対戦

 誰かと競い合うことが楽しいもの

ボードゲーム 資産管理 
  類例作品:いただきストリート モノポリー カルドセプト 人狼 囲碁将棋麻雀
・スポーツ   競技を題材にしたアクションゲーム 
  類例作品:ファミスタ パワプロ ウイニングイレブン ボンバーマン ダービーオーナーズクラブ
クイズゲーム 知識競争 
  類例作品:クイズマジックアカデミー 

シヴィライゼーション』★★★★☆
リアルタイムのボードゲーム
戦いは個々の能力でなく数、という現実と
隔絶した技術差は膨大な人口差を覆す、という相反する現実を
うまく織り込んだ戦争シミュレーションゲーム
すみずみ末端全要素が洗練されているとは言い難い。


『国盗り頭脳バトル 信長の野望』★★★★☆
題名通り日本戦国時代の国取り合戦を題材にしたボードゲーム
兵種とコストと陣取りの兼ね合い要素がよく出来ており
また題材の表現もさすがの巧みさ。
タッチペン操作の出来が悪くいのは減点。
オンラインで対戦相手がみつからないので
身近に同士をつくることが必須と楽しむための壁高い。


三国志大戦』★★★★★ 
カードで題材を表現するアクションゲーム。
駒がトレーディングカードなのにアクション。
カード組み合わせによるデッキ作成より
アクションゲームとしての奥深さが良く出来た傑作。
DSへ移植されているものの
8枚のカードを同時に認識できるアーケード版に対し
おそらくゲーム機としての仕様上DSでは1枚しか認識できないので
アーケードの大型筐体だからこその作品。
稼動から9年経ち、動画作成サービスも終了して
いよいよ終焉の時は近づいています。
 同種作品:
 『WCCF』★★★☆☆
   サッカークラブ育成。
   連携を成長させ試合中はポジション指示。
   『三国志〜』と比較するとアクション要素薄いが
   毎年の新規カード追加がまだまだ続く安定した人気。  
 『戦国大戦』★★★★☆
   『三国志大戦』姉妹作にして後継作。ほぼ同内容。
   立ち上がりつまづきもあり人気はぼちぼち。


桃太郎電鉄』★★★★☆
1作目は『モノポリー』風味が強かったが
2作目から独自ボードゲームとして確立。
カードや相場などの資産が極端でもなく
4人で一緒に遊べば果てしなく時間を潰せる。
テレビゲームのボードゲームとしてひとつの完成形。

アクション

 上手に操作することが楽しさが主のもの

類例作品:グラディウス パンツァードラグーン 火の鳥 鳳凰編 我王の冒険 ガンスターヒーローズ シルエットミラージュ ジェットセットラジオ ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密 ぐるみん スクリューブレイカー 轟振どりるれろ GOD OF WAR メテオス クレイジータクシー

『プリンス オブ ペルシャ』★★★★★
古典的2Dアクション。
操作受付時間と動き中の硬さが
「マリオ」と違った独特の感触で完成されている。
みためもコース設計も一時間できっちり完結するところも素晴らしい。
完璧。
続編は3Dアクション。良作だが周りと比較すると平凡。


塊魂』★★★★☆
玉を転がして最初は小さいものから、
だんだん大きなものを巻き込んでいくゲーム。
3Dで表現されたみためだからこそのつくりが発明。
操作の反応がやや悪く
何度も遊び返す際に重要な舞台設計が自動化できないなど
残念なところも少なくなくあり。


迷宮組曲』★★★☆☆
攻撃が上下の斜め方向のみ、復活時連射力だけでなく体力も低い、
長丁場なのにセーブがない、など
発売された当時の、何が遊んでほしいところなのか
製作者もわかっていない、遊ぶ方も求められない感じが懐かしい作品。
アクションとしての特徴は良いが
全体通したステージデザインが今遊ぶにはつらい。


スーパーマリオギャラクシー』★★★★★
2D横スクロールでダッシュとジャンプで障害物を越え
ゴールへ早くミスせずたどり着くゲーム『スーパーマリオ』の
立体ステージ版。
重力を基調にしたコース設計に
みためだけでなく跳び回る分にも一切支障ないことが素晴らしい。
続編『ギャラクシー2』と共に
3Dアスレチックコースアクションゲームとして現在最高の作品。 


初音ミク Project DIVA』★★★★☆
BGMに合わせてボタンを押すゲーム。
一作目と比べて二作目の進境著しく
リズムアクションゲームを遊んでいて
何が快不快につながるかわかりやすい。
 同種作品:
  『スペースチャンネル5』★★★★☆
  上に比べて少し前の同種作品。
  ボタンを押すタイミングが視覚化されていない、
  半分はお手本を聞く時間であるという違いがあっても
  遊んだ感じに差が無いところが面白い。
  

ミスタードリラー』★★★★★
アイテムの「エアー」をとって残時間を増やしつつ
下へ下へと掘り進んでいくアクションゲーム。
残時間と掘り方次第で生じる落盤以外に敵がいない簡潔さが美しい。
ゴールにたどり着くでも対戦でもないアクションゲーム。


レイディアントシルバーガン』★★★★☆
同種の敵を連続して倒すことで得られる報奨得点で自機攻撃力を育てる
パズル要素強い縦スクロールシューティングゲーム
得点稼ぎを無視して漫然と七種の武器でバリバリ進んでいっても
様々な挙動のボス敵戦が楽しい。
 同種作品:
 『斑鳩』★★★★★
  『シルバーガン』の続編。
   同種連続撃破加点は敵3機ごと区切り、
   白黒の反属性攻撃は吸収できるなど、
   踏まえてよりパズル要素寄り。
   一度も撃たず吸収だけでクリアの称号は「DOT EATER」。
 『罪と罰』★★★★★
   N64で発売されたみため3D、操作は2Dの銃撃つアクション。
   横転がりで避けて近接斬りつつ背景に照準合わせ続ける。
   とてもつかれるので1時間かからず終わるN64版は良いが
   Wii版は長い。あとみためも残念で★★★★☆。

パズル

 解くことの楽しさが主のもの

類例作品:レッキングクルー バンガイオー魂 バベルの塔 ロードランナー


レミングス』★★★☆☆
倉庫番』が画面で見たとおり以上でなく
ビデオゲームにする必要がうすいのに対し
逐次指示を与える、操作する意義があることで先へ行く作品。
ただこれ以上の発展がいまのところ見込まれない。


ソロモンの鍵』★★★★★
スクロールのない固定一画面。
敵を避けながら自キャラクタを鍵を経てゴールへ移動させるパズル。
移動とジャンプの他に足場を作ったり消したりできるが
敵はアイテムを消費しなければ倒せない。
アクションとパズルの兼ね合い、
各ステージデザインとも欠ける所ない傑作。量も充分。
ファミコン版はセーブがなかったが
バーチャルコンソールではあるので安心。

アドベンチャー

 話の楽しさが主のもの 


逆転裁判』★★★★☆
目撃者の証言に「待った」「異議あり」とツッコミをいれることで
お話が新しく展開していく、これまでになかった作品。
ツッコミを入れる時は、なぜ証言に不可解な点があるのか
主人公がわかっていないところ、名探偵不在であるところが面白さ。
『3』まではきれいにまとまっているが、その後迷走。


Ever17』★★☆☆☆
ネタバレ禁止。ミステリトリックと同じくコロンブスの卵価値。
ミステリではなく「超展開」であるのに注意。
真相までのお話が万人向けでないの残念。
 同種作品:
 『ひぐらしのなく頃に』★★☆☆☆
  上に同じく、後になって思い返すとありえない展開でも
  押し切れるだけの勢いある作品。
  そこまでされれば認めざるをえない。


カエルの為に鐘は鳴る』★★☆☆☆
アクションでダンジョンを抜けていく要素もあるが
最低限足を引っ張らないおまけ程度。
主人公とライバルとヒロインとが作るお話の楽しさがすべて。


いわゆるRPG

 アクションもパズルもアドベンチャーも組みあわせて
 どれかひとつ突出していない総合点の楽しさを主とするもの

類例作品:タクティクスオウガ FFT ベイグラントストーリー 大神 ブレスオブファイアV ドラゴンクォーター 天外魔境2 リンダキューブ 俺の屍を越えてゆけ グランディア 


ドラゴンクエスト』★★★★☆
日本においてRPGといえばこの作品。
30年近い年月経て代わり映えしないのに安定した人気を保ち
多くのひとに次を買わせる楽しさを提供し続けられている
「いわゆるRPG」の体現者。
お話でなく「育てる戦う」を繰り返すゲームのつくりが
無駄なく簡潔に優れている。
最初の2作はつらいが、残りは丁寧なリメイクもあって
現在に充分通じる。
誰にでも遊びやすく薦めやすい真の良作。


ファイナルファンタジー』★★★★☆
ドラゴンクエスト』に範に進歩してきた作品。
『4』や『7』などの同時代における「みためのすごさ」も挑戦の表れ。
「いわゆるRPG」としてのつくりも
同メーカー『サガ』シリーズを併せて作品ごとに大きく変化。
全体を通した好みは分かれるところ。
サガフロ2』と『FF12』が好き。
遊びやすさはどれもなんらかの難あり。


女神転生』★★★★☆
さまざまな派生シリーズ作品が出ていて一言ではいえないけれど
出てくる敵を仲魔として使えるところがおおむね共通点。
『真女神2』までは斬新ながら荒けづり。
当時はこれでも良かったのだけれど今では辛い。
その後『ソウルハッカーズ』『真女神3』『アバドン王』あたりで
安定した定評を獲得。
特に『ペルソナ3』はRPGの分野でこれまでにない革新的な作品。


『MOTHER』★★★★☆
任天堂RPG。3作中の『2』は『1』のリメイクにあたる。
『2』『3』ともゲームとして取り立てて突出したところはないが
丁寧に良く出来た作品。


『グランドセフトオート』★★★☆☆
訳すと車泥棒。広い街で銃撃ったり車盗んで乗り回したりするゲーム。
オープンワールド」とかいうものの代表例。
1人用オンラインRPGともいう。
日本製RPGとの向いている方の違いが沁みる。


『マインクラフト』★★★★☆
ゲーム内でレゴブロック積むゲーム。
『グランドセフトオート』とはまた違った意味で
オープンワールド」のゲーム。
まったくかかったお金が違うだろうに
同じ分野に区分けされるのが面白いかもしれない。
 同種作品:
 『テラリア』★★★★☆
  3Dの『マインクラフト』に対し『2D』で
  同じような仕組みでもレゴブロック創作ではなく
  洞窟整地探検ゲームになっているのが面白い。

アクション寄りRPG

 そもそも解法としてパズル要素を含んでいるアクションゲームに、
 連動してお話が展開する楽しさを加えたもの

類例作品:ゼルダの伝説 洞窟物語 アサシンクリード メタルギアソリッド デモンズソウル 朧村正 


シャイニングフォースネオ』★★★★☆
敵がわらわら出てきてそれを無双の主人公がざっくざっく切り倒す、
というアクションゲームを極端に誇張したもの。
ガントレット』のような形で
ベルトスクロールアクションの系譜に以前からあったものだが
真・三国無双』で新たに完成された。
それを改めてRPGとして見直したのが本作。
日本製RPGとか、アクションゲームとアクションRPGの違いは何かを
教えてくれる。


どろろ』★★★★☆
手塚治虫作品では珍しくゲームにしやすい原作の3Dアクション化。
和風チャンバラものとして平凡ながら
未完の作品をきちんと最後までまとめたキャラクタゲームの優等生。
上手く操作する楽しみのアクションでなく
原作あってのゲーム作品であり「いわゆるRPG」。
 同種作品:
 『銃夢〜火星の記憶〜』★★☆☆☆
  同じく原作をアクションゲームで表現。
  アクションゲームとしてはものたりなくとも
  原作への思い入れが許させる。


ワンダと巨像』★★★★☆
近年であるほど良く中小ゲームメーカーには作ることを許されない
みためなどの壮大な雰囲気表現を伴うアクションゲーム。
なぜとかどうやってワンダが巨像を倒すかでなく
どんなようすで倒しているかの絵面で出来ている。


勇者30』★★★☆☆
初期制限時間30秒。
その残時間を増やしつつ、いわゆるRPGで典型に描かれる
「勇者という英雄冒険譚」をアクションゲームで表現。
そもそも「勇者」や「魔王」ってなんだっただろうか。
とかとは関係なく、
短時間で手早く解くゲームに持たせた意味付けが面白い。


パズル寄りRPG

 シミュレーションゲームともいう

類例作品:アトラス 大航海時代 サクラ大戦 Jリーグ プロサッカークラブをつくろう カルチョビット 信長の野望 蒼き狼と白き牝鹿 戦国ランス 大悪司 ファミコンウォーズ

戦場のヴァルキュリア』★★★★☆
ターン制の戦術ゲーム。
大戦略』や『ファミコンウォーズ』と違い、
3Dの高低さや、戦車と兵の大きさ差が
攻撃範囲や移動に反映される斬新なゲーム。
それでいてパズルとしても
自己制限をつければ楽しんで遊べる出来ばえ。
セガらしく続編は残念。


A列車で行こう』★★★★☆
シムシティ』が都市育成シミュレーションの基礎を築いたのに載り
鉄道路線を敷く要素を組み合わせた作品。
鉄道開発会社としての経営効率と
理想の完成図へ近づきときに離れても出来上がってゆく街の景色。
正解のないパズル、ふたつと同じもののない仮想風景との調和とが
美しい設計の作品。
PC版が本流だが、DS版がお手ごろ。3DS版も発売予定。


ウイニングポスト』★★★★☆
競走馬育成シミュレーションゲーム
お金持ちしかなれず趣味の範疇にある馬主というものの体感ゲーム
すなわちRPG
最高の競走馬を育てるのが目的ながら、
手段は配合にせよ競技にせよ運任せ。しかし現実もそうである。
 同種作品:
 『ダービースタリオン』★★★☆☆
  比較してより個々の競走馬に手をかけることができるが     

  素材が同じだから結局変わらない。
  人間相手ゆえでないから
  論理が通じなくて許される自由の面白さが共通。


艦隊これくしょん』★★★☆☆
艦隊育成シミュレーション。
提督の決断』に対し、どこが遊び手の操作したいところなのかを
ゲームの規模に見合うだけ割り切ったさまが面白い。
育てゲームとしては不満も大きい。
ブラウザゲームとしての遊ばれ方も成功した作品。


不思議のダンジョン』★★★★☆
『ローグ』系統の作品は
正解のある問題が多様なパズルゲームの連続が
RPGのように構成されている。
育成することで蓄積がありパズルの解放に影響を及ぼすが
それも含めて全体を解き
自キャラクタをゴールへ運ぶ手段を模索するゲーム。
本体は気に入らないので『外伝アスカ』が好き。でもプレミア価格。


ときめきメモリアル』★★★☆☆
高校生の立場において如何にすれば最大対外評価を得られるかを
誇張して眺め楽しむゲーム。
その評価基準を異性の好意獲得に置いたところは
競走馬の成績と違ってまこと現実味あり面白い。
ただ発想枠に対して実際ゲームの詰め込みには余地がまだ多大にある。
 同種作品:
 『ガンパレードマーチ』★★☆☆☆
  学生立場に加え軍事もの要素も加えた作品。
  いろいろ盛り込みすぎて破綻しているが
  きちんとまとまればと先に大きな期待を持たせてくれるのは
  『ときメモ』と同じ。
  『ペルソナ3』が良い未来の一例。


アドベンチャーでもアクションでもパズルでもないRPG

類例作品:英雄伝説3白き魔女 ラーゼフォン アトリエシリーズ かえるの絵本

蒼天の白き神の座』★★☆☆☆
高峰登山シミュレーションのようにみえて、実際は運がほぼ全て。
『人生劇場』のようなつくりのゲーム。
それでも題材の魅力を表現する「雰囲気ゲーム」として成功している。


わがままファッション ガールズモード』★★★★★
ブティックならぬセレクトショップの店員になって
お客様とか自分のみためとか部屋をコーディネイトするゲーム。
クリアとかエンディングとか戦闘とか競技とか得点とか
勝ち負けとは無縁でも
ゲームとしての楽しさがある作品。
目的に対して求めらるるは適格な表現過程であることを教えてくれる。



更新履歴

2013.4.30 新規作成
2013.12.31 すこし更新