いまから始めるFF14

始めに

この記事は

ファイナルファンタジー14FINAL FANTASY XIV ONLINE、以下「FF14」)』を
これから始めたいと思っているかたや、
興味はなくもないが遊んだことが無いかたむけに、
FF14を遊んで周りのひとから「あのひと初心者だな~」と思われる時間を減らしたい、
という需要に応える解説記事です。
内容はFF14のVer6.5 2023年12月現在に沿っています。
書いているひとはPS4とPS5で遊んでいてPC版は経験ありません。
操作方法やジョブの使い勝手もPS基準となることをご了承ください。

オンラインRPGはちょっと……

ゲームは他人の顔色をうかがわず気楽に自由に遊びたい。
わかります。私もそう思います。
FF14はオンラインRPGですが、その点とても気楽に遊べます。
ゲームの中で知り合いを作り、時間を合わせログインしなければならない、
というわずらわしさはありません。
オンラインで協力しなければならないのは敵と戦うバトルコンテンツのみであり、
これはすべてオートマッチング可能です。
つまり『スプラトゥーン』とかでチームに分かれて戦うのと同じです。
そして『スプラトゥーン』よりマッチング待ち時間は短く、
待ち時間中もゲーム内で他のことができます。

オンラインRPGの中でFF14はどうなの?

PC向けには沢山ありますが、テレビゲーム機で遊べるオンラインRPGとしては
ドラクエ10』や『ブループロトコル』など選択肢が限られます。
FF14』は「ゲームの中で知り合いを作る必要がない」という点でもっとも優れており
遊んでいるひとも一番多いです。

遊べる機種と無料体験版

PS4、PS5、PCで遊べます。
 公式サイトの説明 https://jp.finalfantasyxiv.com/system_requirements/
フリートライアル(無料体験版)はこちら。
 https://jp.finalfantasyxiv.com/
時間制限なくLV70まで遊べるやべーやつです。ちなみに正式版の上限LVは90です。
マーケットボード(他プレイヤーとのアイテム売買)などは利用できませんが、
それでも遊び尽くすには200時間は掛かろうという量。
もちろん製品版へデータ移行できるので、まずはお試しを。
PCで遊ぶ場合はベンチマークが用意されています。
 https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/

でもお高いんでしょ?

2023年12月現在ソフトのお値段は¥6,380-、30日利用権が¥1,628-です。
 https://jp.finalfantasyxiv.com/product/?utm_source=pr2&utm_medium=top_topbtn&utm_campaign=jp_buynow
スターターパックはフリートライアルの機能制限をはずしただけで
LV70までしか遊べないため、コンプリートパックを購入してください。
コンプリートパックは30日無料利用権がついていますので、
それが切れそうになったら追加費用が必要です。
上記サイト記載の通り利用権購入はクレジットカードかゲームカードかの選択ですが
ゲームカードは全国のコンビニのプリペイドカードコーナーに
FF14専用のものが売っていますので、そちらをお求めになるのがお手軽です。

FF14の簡単な紹介

1987年に1作目が作られたシリーズ14作目。最新作『FF16』は2023年6月発売。
FF11』がシリーズ最初のオンラインRPG
2002年発売で、開始21年後の現在もPCで遊べます。 
FF14は2010年発売。ですがとっても不出来な内容で
社長自らが公式サイトにユーザー向けの謝罪文を載せるほど。
1から徹底的に作り直してVer2.0として再起動したのが2013年8月。
不出来なVer1.0部分はゲームの作り自体がまったく違うので現在遊ぶことはできません。
お話し自体はVer2.0以降へ続いており、
以下リンクのVer2.0のオープニングムービーはVer1.0のエンディングらしいです。
 FINAL FANTASY XIV "時代の終焉"トレーラー https://www.youtube.com/watch?v=-6Plp-6TF5U
現在のVer6は2021年12月発売。2024年夏ごろVer7が発売予定です。

チュートリアルまで

タイトル画面

新規に始める場合も続きで始める場合も一番上の「GAME START」から。
3つめの「OPENING MOVIE」で
各Ver.のトレーラー(宣伝用)ムービーを見ることができます。
せっかくだからムービーを見て気分を盛り上げましょう。
スタートのVer2.0「新生エオルゼア A REALM REBORN」のムービーは上記のもの。
ゲームを始めて見ることができるムービーで最後に喋っているご老人は
このムービーの丘の上でひとり頑張っているおかたです。

プレイヤーキャラクター作成

8人分まで追加費用なしで登録できます。
ゲームを始めた後でも美容室で髪型や髪色は買えられますが
種族や性別や体格や顔の造作は買えられないので気に入るみためを追求しましょう。
ストーリーを進めていくとLV50で挑戦できるイベント報酬で
一度だけキャラクター容姿を変えられるゲーム内アイテム(幻想薬)が得られます。
またゲームデータと紐づく公式オンラインストアでも¥1,100-で販売しているので
お金持ちなら自由に変更可能ですが、最初に作成する分には無料です。
 FF14公式オンラインストア https://store.finalfantasyxiv.com/ffxivstore/ja-jp/
なおゲーム開始後のキャラクター名は変更にも¥1,100-掛かります。
種族ごとに能力差はありますが、ゲーム内でこの能力差が問題になることはありません。
「低レベルのうちはこの種族でこの職だと苦労する」などということも無いし
最高難度エンドコンテンツでも「この種族でこの職は駄目」なんていうことも皆無。
完全に好みで選んで問題ありません。
また男性用女性用装備はありますが、ゲーム内の能力差や装備性能差はありません。
種族専用装備もスタート時の衣装のみです。
美容室で変えられる髪型はゲーム内で新規のものを追加で獲得可能です。
注意点としてフリートライアル(無料体験版)だと選べない種族があります。
2023年12月現在だと「ロスガル」「ヴィエラ」の2種族。
画像検索してこの2種族から選びたいという方は正式版でキャラクリエイトしてください。
キャラクタの誕生日と守護神もゲーム内への影響はほぼ皆無。好みで選びましょう。
ネタバレですが守護神はみためが運営開始9年目にして公開されました。
気になる方は検索してみてください。

初期クラス

最初に選んだクラスでスタートする都市が3種類に分かれます。
LV10で発生する「クラスクエスト」をクリアすると
戦闘職以外の生産職も含め、他のクラスへ自由に転職できるようになります。
LV10まではチュートリアル。1時間とかからず到達するので気楽に選びましょう。
先述のように、どの職は難しい、とかはありません。チュートリアルですので。
LV15での「メインクエスト」で飛空艇が解放されて他都市に移動できるようになります。
そこまでが開始都市ごとの個別ルートで、以降はどの都市ではじめても同じ共通ルート。
またここまではパーティプレイも不要で、自由なペースで進められます。
LV15までもゆっくり遊んでも3時間くらいだと思いますので
なんなら複数キャラクタで3種類の都市のストーリーを一通り見て回るのも良いでしょう。

データセンターの選択

クラス選択を終えるとワールド選択画面になりますが、
ここでキャンセルボタン(または画面左下の×ボタン)を押すと
データセンター選択画面になります。
データセンターとワールドは後からも変更できますが、名前変更と同様に有料です。
データセンターでは海外にあるものも選べますので、
日本にいながら海外のひとと日常的に遊びたい場合は海外データセンターを選びます。
ごく標準的な日本人であるあなたやわたしは
普通にデフォルトのデータセンターで遊びましょう。

ワールドの選択

一緒に遊びたい友人がいるならば同じワールドを選びましょう。
ワールドが違ってもワールド間移動は可能なので一緒に遊ぶことは可能ですが
チームが組めなかったり互いに一部のキャラクタデータが見れなかったりします。
特にそういうのがなければワールド名称の好みで選びましょう。

優遇ワールドについて

優遇ワールドを選ぶと経験値獲得量が増加したりアイテムがもらえたり
無料プレイ期間がプラスされたりします。始める時期によりこの報酬は異なります。
一緒に遊ぶ友人がいないなら優遇ワールドを選びましょう。
このサービスはなんのためにあるかというと、
ワールド間、データサーバー間でのプレイ人口不均衡を均して負荷低減を図る目的です。
そういう理由で優遇ワールドは短期間に変動します。
始める時期によっては優遇ワールドでキャラクタ作成ができない場合も存在します。
これは優遇ワールド変更更新までの間に
そのワールドに新規登録キャラクターが集中してしまった状況です。
この場合は優遇ワールドを選ぶことができないため、リアルで日を置くしかありません。
ただ、優遇ワールドを選ばないからといってすごく不利になるわけではありません。
経験値獲得量は増加しますが、レベルアップが倍速になったりはしません。
今すぐ即遊びたいという思いを重視して他のワールドで始めるのもありだと思います。
ちなみに私は、現在のキャラクターはレベルを上げる速度を遅くしたいがために
わざわざ優遇サーバーではないところを選んでいます。
今思うとあんまり意味なかったですが。でも損をしたとも思っていません。

基本的な進め方

前述の通り、最初はチュートリアルであり
オンラインRPGではあるけれど、パーティを組む必要はなく
ソロプレイ(ひとり)で進めていくことになります。
もちろん街に行けば同じワールドにいる他のプレイヤーをみかけることができますが
レベルが低いうちは一緒に遊べるコンテンツも限られるため
まずはストーリーを進め、自キャラクターのレベルを上げていきましょう。
レベルはクラス(ジョブ)ごとに管理され、
キャラクタの総合レベルみたいなものはありません。
各コンテンツは規定レベルに達していないと参加できません。
既定レベル以上に上がっていると
装備性能も含めそのレベルにシンク(sync:同調)されます。
小分けにされた「メインクエスト」を達成していくごとに経験値が入り、
レベルはどんどん上がります。
ゲーム内でガイドされる通りに、この「メインクエスト」と
選んだクラスでLV5ごと(LV1、LV5、LV15、…)で発生する
「クラスクエスト」をこなしていけば
現在の上限であるLV90までレベル上げ作業は一切必要ありません。
普通に遊んでいると経験値稼ぎを意識しなくとも
LV90のストーリーを見終わることには2職目、3職目もカンストする程度に溢れます。
溢れる経験値がもったいないのでメイン職以外にもいろいろ選んで遊んでいき、
高難度コンテンツは自分のもっとも使い慣れた職で挑むことになります。


パーティプレイのガイダンス

オンライン協力プレイはLV15のダンジョンから

前述の通り、ストーリーを進め飛空艇が解放されると他の都市に移動可能になります。
そしてLV15で受注できるメインクエスト「海都で待つ仕事」で
初めてオンライン協力プレイバトルコンテンツである
ID(インスタンスダンジョン)「天然要害 サスタシャ浸食洞」に挑めます。
ゲーム内でしつこく助言されているのに従い、
素直に初心者の館で説明を受けましょう。その時点で最強の装備ももらえます。
とはいえ実はLV50で挑戦できるようになる「善王モグル・モグXII世討滅戦」までは
「コンテンツサポーター」機能を選ぶことでNPCがパーティを務めてくれるため、
まったくオンラインに関わらず1人で遊ぶことが可能です。
現在の上限であるLV90までの
4人で挑むストーリー進行上必ず行くことになるダンジョンは
すべてこのコンテンツサポーター機能が有効です。

初回パーティプレイの前に知っておくべきこと

2つあります。

1.チャット種類を「SAY」から「PARTY」に切り替える

画面左下の「吹き出しマーク」を押すと切り替わります。
「SAY」はごく近くにいるひと全てに聞こえ(相手のチャット欄に表示され)ます。
「PARTY」は同じパーティ内なら距離が離れていても聞こえ、
パーティでないならすぐそばでも聞こえません。
他にもいろいろありますが、基本的に「PARTY」(水色表示)にしておき
必要な時だけ「SAY」(白表示)してすぐ「PARTY」に戻す。これが無難です。
慣れてきたらいろいろ試してみましょう。

2.最初に「よろしくおねがいします」
ダンジョン最奥のボスを倒したら「おつかれさまでした」と挨拶する

この2つだけ大丈夫。他は一切無言で大丈夫です。
いや、めんどい……
という方もいらっしゃると思いますが、ネットの向こうにいるのは自分とおなじ人。
一期一会の機会であっても最低限のマナーは必要です。

挨拶しろといってもPS4/PS5だからキーボード無いんだが?

ソフトウェアキーボードはありますが当然間に合いません。
そこで便利なのが挨拶マクロ。
FF14には便利機能として
複数の行動をボタンひとつで実行してくれるマクロ機能があります。
検索するといろいろお勧めされていますが、
戦闘中に使うものは実はタイミングが割とシビアだったり
思った速さで使ってくれなかったり
結局は手動のほうが臨機応変に有能だよね、になりがちです。
実際私もまったく使っていません。
高難度コンテンツのマクマカ? そう、まあ…そうね。
しかし唯一全ユーザーが問題なく使えるのが挨拶マクロ。

/p よろしくお願いします。
/p 初見です。よろしくお願いします。
/p おつかれさまでした。
/p ありがとうございます!

以上。文章は自分のキャラクタに合わせて変えましょう。
この4つを登録しておけば完璧です。周りもニコニコです。
マクロの登録のしかたは文章だけでは説明めんどいので
FF14 マクロ登録」とかで検索してください。
なんでこのサイトは画像説明がないのか?
→めんどいので。PS5で遊んでいるのでスクショとか無理なので。
PS4とPS5で遊んでいてもっといろいろ喋りたいひとや、
自分でパーティ募集をしたいなど需要が出てきたら
USBキーボードを買ってきてつなげましょう。
特に設定とかは不要でつなげれば使えます。¥1,000-くらいのやすいので十分です。
あとついでですが、実は私は挨拶マクロすら使っていません。全部キーボード手打ち。
マクロの設定とかめんどいし……

脱初心者への道

初ダンジョンを終え、LVもあがっていろいろ見えてきたところで
次はいよいよ本題。周りからなるべく早く初心者とみられないようにするための道です。
まずは本格的にメイン職を決めましょう。

クラス/ジョブ選択について

前述の通り、LV10のクラスクエストクリアで
キャラクタ作成時に選んだクラスから他のクラスに変更することが可能になります。
クラスはレベル30で上位職であるジョブに転職できます。
ジョブはクラスに対しあらゆる面で優れているので
LV30以上でクラスを選ぶ必要はまったくありません。
やはり前述の通り、普通に進めると経験値が上限を越えて溢れるので
メインに遊ぶジョブ(クラス)の他に、いくつか候補を選んでおきましょう。
また本作は10年間の運営過程でなんどもジョブ間バランス調整が繰り返されており
エンドコンテンツの内容ごとに流行りはあるものの、
ジョブ間の性能差に不均衡はほぼありません。
このジョブをメインにしているとエンドコンテンツで一切お呼びがかからない、
などということはありません。
ましてや通常のストーリー上の誰もが必ず通るコンテンツでは職間格差は皆無。
いろいろ使ってみて、自分が一番使いたい、使っていて楽しい職を選びましょう。

ジョブの分類

FF14のジョブ(クラス)は3つのロール(Role:役割)に分類されます。

タンク(TANK:戦車)
DPS(Damage Per Second:攻撃役)
ヒーラー(HEALER:癒し手)

の3つです。
この3種の区分けは、はっきりバトルコンテンツ内での役割が分かれています。
LV50未満で選べるクラスだと以下の通り。/の後はクラスの上位であるジョブ名です。

・タンク:剣術士/ナイト 斧術士/戦士
・DPS:格闘士/モンク 槍術士/竜騎士 双剣士/忍者 弓術士/吟遊詩人 
    巴術士/召喚士 呪術士/黒魔導士
・ヒーラー:幻術士/白魔導士 巴術士/学者

双剣士/忍者のみキャラクター作成時に選べず、LV10で転職可能となって初めて選べます。
また巴術士(巴術はFF14の造語)はLV30でジョブチェンジする際に
召喚士と学者の2つに派生します。
召喚士としてLVをあげると学者のLVも上がります。逆もまた然り。

各ロールの役割分担

タンク

パーティの先頭に立って敵の攻撃全てを受け止めるお仕事。
防御力とHPが他ロールより抜群に高く、剣と斧というみための割りに攻撃力は低め。
常に先頭に立つためダンジョンの道や先へ進むための仕掛けを覚えておく必要がある。
パーティの進行を仕切らなければならず、
上手いか下手かがはためぱっとみ一番わかりやすいことから
ロールの間ではもっとも成り手が少なく、マッチング待ち時間がとても少なくすむ。

DPS

攻撃役なので防御面でタンクより明らかに劣るが、ヒーラーよりは耐えられる。
敵をひたすら攻撃する役割。ヒーラーの負担を考えて避けられる攻撃は避ける。
上手いか下手かが一番わかりづらいのでとても気楽。
とはいえいつもより時間がかかるな~というときはDPSのせいだな~とは思われる。
選べる職種も多く、マッチング希望者が多いので
マッチング待ち時間がタンクやヒーラーと比べ、ものすごく掛かるところが難点。

ヒーラー

自分と仲間を回復する役割。
戦闘不能者を出さないのが仕事だが、出てしまったら蘇生も可能。
攻撃力は低く、また撃たれ弱いので無理したり油断するとすぐ自分が戦闘不能に。
タンクやDPSがミスして戦闘不能になってもヒーラーが起こせばよいが
ヒーラーが戦闘不能になるとパーティ全滅の危機に直結。
そういう意味でタンクやDPSより責任重大であることから成り手が少な目で
タンクよりはマッチング待ち時間が長め。とはいえDPSに比べれば爆速。

初心者におすすめの職業

自分の好みの職業、作成したキャラクタのイメージに合い、
使っていて楽しい職にするのが一番ですが、
初心者のうちは3つのロールそれぞれを体験してみることをお勧めします。
なぜなら、4人パーティだとタンク1DPS2ヒーラー1で編成されるのですが
タンクばかりで進めると、自分がタンクのロールとして変なことをしていないかどうか
他の人の動きを見る機会が無いので知らないままになってしまいがちだからです。
ヒーラーも同様。とはいえ後ろからみんなの体力を気にしている役柄だけに、
一番まわりをみる余裕があります。
そしてDPSも2人いるとはいえ、攻撃に頭がいっぱいで
周りに気が回らないという状況に初心者のうちはなりがち。
LV50をすぎても残念な動きをするかたはいらっしゃいます。
そのひとが悪いわけではないのです。知らないだけなのです。
複数のロールで「タンクはどう動くか」「ヒーラーはどこでどう回復するか」
「DPSの戦闘中の立ち位置と攻撃の避け方」を他のプレイヤーを見て学びましょう。
もちろんネットの解説記事や解説動画を見るのも有用です。

各職の簡単な説明

( )内はクラス名。( )がないジョブはクラスが存在しません。
最初に書いたように、初心者がそれなりの動きをすることが本記事の目的ですので
高難度コンテンツは考慮しておりません。

タンク

・ナイト(剣術士)PARADIN
武器は片手剣。全職唯一の盾装備可能。日本語名はナイトだが英語名はパラディン
タンクの中で一番難しい。
剣術士ということで最初に選べるなかでは一番主人公っぽいので
選ぶひとが多いのではないかと(自戒を込めて)予想しますが、わりと罠です。
戦士に比べて明らかにできることが沢山あり、使いこなせると万能に活躍できますが
つまり使いこなせないと器用貧乏にすらならず、あらゆる面で他のタンクに劣ります。
タンクロールに慣れたベテラン向けの職業です。
タンクの中で唯一盾を持つのに総合防御性能は他と変わりません。
盾持ってようやく同等……?

・戦士(斧術士)WARRIOR
武器は両手斧。タンクの中で一番簡単です。
どのレベル帯でも、使えるアクションがナイトに比べて明らかにシンプル。
LV56で「原初の直感」を覚えたら雑魚相手ではタンク最優秀。
慣れてきたら攻撃で火力を出すにはどうすれば良いかを、
各アクションの説明を読んで工夫してみましょう。

・暗黒騎士 DARK KNIGHT
LV50で到達できるVer3.0部分の冒頭で解放。LV30スタート。武器は両手持ち大剣。
攻撃のためのアクションが沢山ありますが
防御アクションだけを見れば、戦士とさして変わりないところがポイント。
LV70の「ブラックナイト」(対象最大HP25%分ダメージ軽減)がとても優秀。
魔法攻撃しか軽減しないアクションがあるので、敵の攻撃種類を意識しましょう。
例外はありますが、単体攻撃は物理、全体攻撃はおおむね魔法と覚えましょう。
「リビングデッド」はヒーラーの理解が必要。使うべきときをきちんと見極めましょう。

・ガンブレイカー GUNBREAKER
LV60で解放。LV60スタート。武器は『FF8』の主人公が使っていたあれ。
「カモフラージュ」「オーロラ」のおかげでLV50未満では最優秀。
「ポーライド」は最終手段。よっぽどの場合以外使わないほうが良いです。
「ハート・オブ・ストーン」は「ブラックナイト」とは別物です。
暗黒騎士とガンブレイカーの沢山あるアクションが一通り使い分けできるようになれば
ナイトも大丈夫。

DPS

DPSのなかでも3つに分かれます。
・Melee DPS/近接物理DPS (melee:乱闘)
・Physical Ranged DPS/遠隔物理DPS
・Magical Ranged DPS/遠隔魔法DPS
ゲーム内ではさらにストライカーだのスカウトだのの用語も在りますが
「近接=メレー」「遠隔物理=レンジ」「魔法=キャスター」の3種に分かれてるっぽい、
程度の認識で問題ありません。

・メレー
・モンク(格闘士)MONK
武器は拳と足。爪とかメリケンサック状のものやトンファー形状のものもあり。
Monkは修道士の意味で、本来徒手空拳で戦う職業の意味ではないのですが
『FF4』以来のシリーズにおける伝統名称です。
10mを越える遠距離攻撃が一切無いので、常に敵に張り付きコンボを回し続けるお仕事。
基本コンボのうち「崩拳」が側面、「破砕拳」は背面です。
どんな敵でもすることは変わらないので
一度身体に覚え込ませれば夢想の境地で攻撃しまくれる職業ではありますが、
そこに至るまでは周りを見る余裕が無いので、初心者のうちはあまりお勧めできません。

竜騎士(槍術士)DRAGOON
武器は両手槍。
モンクと異なり一発ごとが重い(使用後の硬直が長い)重戦士タイプ。
最初のうちは次に何をすれば良いかわかりやすく、余裕を持ちやすいのでお勧めです。
レベルがあがってくるとDPS積み上げ条件が増えて複雑になっていきます。
「ジャンプ」の発動がInstantというFFとしてあるまじき仕様なのはどうなの。
パーティの援護を受けられなかろうが画面外まで飛んでいくの竜騎士でしょ!(暴言)
ちなみに「イルーシブジャンプ」は街中でも使用可能です。
後ろを向いて使うことで前方に移動可能! まあ格好悪いけど。

・忍者(双剣士)NINJA
LV15から解放。LV1スタート。武器は両手にナイフ。和風に言うと小太刀二刀流。
一発ごとは軽くモンクほどの手数も無いので忍術で補います。
LV50段階で「活殺自在」を絡めての「ぶんどる」「だまし打ち」コンボは開幕最高火力。
戦闘中だけでなく街中でも移動速度が速い唯一の職なのも特徴。
汚いさすが忍者きたない。
忍術は一見入力が複雑そうですが、「最後に使ったものが発動する」として見ると
意外と簡単なのがわかると思います。
必須アクションである「縮地」を咄嗟に的確に使えるかどうかが重要です。

・侍 SAMURAI
LV50で解放。LV50スタート。武器は刀。
黒魔道士と同じく、パーティ全体での与ダメージに影響するバフデバフを持たない職。
ひと呼んでピュア物理DPS。
継続ダメージの「彼岸花」を切らさず「乱れ雪月花」を打ち、
他は打てるようになったら打つ、というわかりやすいアクションが特徴。
モンクほど忙しくなく忍者や竜騎士ほど面倒ではないのでおすすめできるジョブです。
高難度だと高威力攻撃がキャストありなので面倒だったりしますが。
溜めた状態からの短期間火力としては最強なので
制限解除して高難度コンテンツをクリアだけする担当にも好適。
コンボ三段目の「花車」「月光」には方向指定があるので
「トゥルーノース」を噛ませる練習もしておきましょう。

・リーパー REAPER
LV70解放。LV70スタート。武器は大鎌。農業用ではなく死神(REAPER)が持つアレ。
やることが沢山ありそうにみえて
じつはコンボが1ルートでバフを切らさずゲージを溢れさせず適宜使っていけばOKという
黒魔道士に対する赤魔道士みたいな位置づけの職。
侍と同様にわかりやすく、高レベルから始まるので経験値溢れ対策にも有用です。


・レンジ
・吟遊詩人(弓術士)BARD
武器は弓。なぜ吟遊詩人が弓。竪琴じゃないのかよギルバート!
LV30のクラスのうちは文字通り弓使いですが
ジョブになると弓を撃ちつつ
戦闘中に戦歌を歌って味方にバフをまけるようになります。
3種類の戦歌は効果時間的に常にどれかを歌っていられるので常時バフ装置。
その変わり効果はそれほどでもなく本人火力もそこそこ。
低レベルでソロ(1人)戦闘をするのに向いたアクションが充実していて
遠くからデバフをつけ移動速度を遅くして、
逃げ回りながら削るという動きが楽しめます。
メレーと異なり範囲攻撃が低レベルから使えて、
プロトン」でバトル外でもお役に立てます。
楽器演奏が解放されるのも吟遊詩人の特権。最初に選ぶクラスとしてもお勧めです。

・機工士 MACHINIST
暗黒騎士同様Ver3.0冒頭で解放、LV30スタート。武器は銃器。
同じレンジの吟遊詩人や踊り子と異なり味方へのバフは少なく、自身の火力が高め。
吟遊詩人と比べてやることが多くメレーのように忙しそうに見えますが気のせいです。
アクションの説明をよく読んでください。
「デトネーター」は押す必要なく
「オーバードライブ・ルーク」はホットバーに登録する必要すらはありません。
じゃあなんでこのアクションがあるのか。なぜでしょう……罠?
とにかく、大抵のアクションは実は使えるようになったら使えばOK。簡単です。
吟遊詩人とはまた違ってお勧めできますが、選べるのがやや遅めなのが難。

・踊り子 DANCER
LV60解放LV60スタート。武器は投擲武器。チャクラムとかああいうの。
かなり異色の職業。味方1人への指定しての永続バフが持ち味。
単体への火力はかなり低めで広範囲のステップ攻撃はどちらも全体バフ付きという、
吟遊詩人以上のバフ特化職。
アクションは一見複雑そうに見えるものの、実は全職で一番単純で簡単です。
個人的な感想をあえていわせていただくと、
現状では使っていて面白味が無いのでおすすめできません。失敗職では?
アクション操作がとても苦手という方は避け行動に専念できるので良いのかもしれない。


・キャスター
・黒魔道士(呪術士)BLACK MAGE
武器は杖。誰もが認めるFF14で最も難しいジョブ。
その代わり使いこなせば単体火力最強です。
ほとんどの攻撃手段がInstantではなくキャスト、つまり詠唱時間が必要で
すなわち移動しながら打つことが出来ないため、
敵の攻撃を避けながら、とぎれず攻撃し続けることがまず大変。
コンボも長く、また状況により現状レベルごとルートを適宜変えて打ち分ける必要があり
スキル回しの難解さはまさに臨機応変に複数の魔法を使いこなす高位魔道士の趣き。
英語名は「BLACK MAGE」ですが黒魔道士Masterは「Wizard」の方が相応しいかも。

・召喚士(巴術士)SUMMONER
武器は魔道書。巴術士からの派生なので学者と同じ。
Ver.ごとに大きな改変がされまくっている軸ぶれまくりの職業。
現在版もLV70までとLV80までとLV90とでかなりバランスがおかしいです。
全体の特徴としては、赤魔道士よりわかりやすく火力があり
黒魔道士と異なり動きなら攻撃できる、という感じ。
ヒーラーではないのに蘇生が使えるのが大きなアピールポイント。
赤魔道士がLV64でようやく使えるようになるのに対し召喚士はLV12。つまり常に使える。
学者のレベルに連動してレベルが上がるので
LV70までとそれ以降は別ものという点、ぜひ覚えておきましょう。
あと「フィジク」はソロ時でも使いません。使っている暇があったら逃げましょう。

赤魔道士 RED MAGE
LV50解放LV50スタート。武器は細剣。でも物理攻撃ではない。
過去のFFシリーズでの特性にならい、FF14でも白魔法と黒魔法を両方使えますが
基本DPSであって回復魔法は補助。むしろタンクより回復魔法の機会はありません。
白黒2つのゲージを均等に溜め放出して大ダメージというリーパーや機工士に近いもの。
特徴は連続魔。連続して魔法を打つとき2発目はキャスト(詠唱時間)ゼロで発動可能。
とはいえだから倍の速さで攻撃できるわけでもなく
連続魔をしっかり使ってようやく並。
魔法職ゆえ黒魔道士ほどではないにせよ足を止め攻撃しなければなりませんが
黒魔道士にくらべれば圧倒的に使いやすいので、魔法職入門としておすすめです。

青魔道士 BULE MAGE 
青魔道士は他職と異なり通常のバトルコンテンツには参加できない特殊職です。
専用のパーティ募集が必要となります。ストーリー進行には一切使用できません。
特徴は従来シリーズ通り、敵の使う技をラーニングして使用できるというもの。
モルボルの「臭い息」、サボテンダーの「針千本」、ボムの「自爆」。
ボス敵の専用技もラーニングできるものがあります。
その強さは規格外で、タンクやヒーラーなど不要、
青魔道士4人でパーティを組んで多くのダンジョンを制覇できたりします。
他の職とは完全に独立した「青魔道士」というコンテンツの専用職です。

ヒーラー

白魔道士(幻術士) WHITE MAGE
武器は幻具。まあ杖です。シリーズおなじみの回復専門職。
FF14のヒーラーは「ピュアヒーラー」「バリアヒーラー」と便宜上分けて言われます。
「バリアヒーラ―」は敵の攻撃が来る前にバリアを張って軽減する役割。
「ピュアヒーラー」はバリアを張れず、ダメージ受けたあと高い回復力で戻す役割。
白魔道士は「ピュアヒーラー」。ヒーラー随一の回復力が売りで
壊滅状態から素早く立て直すときに輝きます。
最初から選べる唯一のヒーラーにして、一番わかりやすく使いやすいのでおすすめです。

・学者 SCHOLAR
武器は巴術士、召喚士と同じ魔道書。学者だけどステータスINTでなく信仰で戦います。
白魔道士と異なり「バリアヒーラ―」です。
敵の攻撃が来る前に単体か全体か選んで適切なバリアを張りましょう。
複数のバリアを重ねることで白魔道士に負けないダメージ軽減力を持ちますが
ダメージを受けてしまったあと、戻す力は大きく劣ります。事前に備えるのがお仕事。
低レベルダンジョンでは妖精さんがほぼなんとかするのですごく暇です。
お供の妖精さんリリィベルをポートレートに反映していますぐしてやくめでしょ!

占星術師 ASTROLOGIAN
武器は占具。なんかしらっと浮いてます。ファンタジー? ファンタジーだったわ……
暗黒騎士や機工士と同じくVer3.0冒頭で解放、LV30スタート。
なんで占い師がヒーラーなの……?
過去はいろいろありましたが現在はピュアヒーラー枠。
ただし他のヒーラー職と異なり、味方にカードでバフを配るお仕事もあるので
どう見ても誰が見てもヒーラーでもっとも忙しく難しい。
さらに回復アクションも同じピュア職でも白魔道士と異なりひねくれたモノばかり。
使いこなせれば同等なのですが、使いこなせないと劣るわけであり。
他のヒーラーを極めた後に手を出しても遅くありません。

・賢者 SAGE
武器は賢具。ファンネルビット? LV70解放、LV70スタート。
バリアヒーラ―枠でキャストなしでバリアが張れます。
そのかわりバリア力は学者に劣り、そのかわり戻し力はそこそこある、
というピュアとバリアの中間風の職。わりとどちらでもこなせます。
占星術師ほどではないですが回復アクション性能がひねくれており
名前も独特であたまに入ってきません。ホットバー登録位置で覚えましょう。

長い。三行。

1.各ロールそれぞれを練習して他のプレーヤーから学びましょう。
2.LV50未満で選べる職では、タンクは斧術士(戦士)、
 DPSは槍術士(竜騎士)か弓術士(吟遊詩人)、
 ヒーラーは幻術士(白魔道士)か学者(巴術士から派生)がお勧めです。
3.これ以外は駄目ということではないです。第一優先は自分の好みで大丈夫。
各ロールの基本的(~LV60くらい)立ち回りものちほど説明します。

生産職について

戦闘職ばかり説明してきましたが、
アイテムを組み合わせてアイテムを作る「クラフター」職、
世界中のフィールドを巡ってアイテムを収集したり魚を釣ったりする
「ギャザラー」職もあります。
これらはストーリーを進めるにはまったく不要です。全職未開放でも最後まで遊べます。
作ったり採集したり釣ったアイテムは、マーケットで他のプレイヤーに売ったり
グランドカンパニー(各国の軍組織)に納品して
(生産した職の)経験値や専用通貨に変えられます。
つまりゲーム内マネーや貴重アイテムを収集するためにある職業です。

ミラージュプリズム機能

通称ミラプリ。ゲーム内でも説明がありますが、
装備の性能をそのままに、見た目だけ他の装備のものを貼り付けてに変更する機能です。
始めたばかりの初心者を除くほぼすべてのプレイヤーが利用しています。
だってそのままの格好で友達に噂とかされると恥ずかしいし……
使い方はLV9のメインクエストで宿屋が解放され
LV15でペスパーベイ(西ザラナーン)で武具投影を解放すると利用可能になります。
宿屋の中にあるミラージュドレッサーか愛蔵品キャビネット
貼り付けたい(見た目を利用したい)装備を放り込みます。
「ミラージュプレート編集」から貼り付けたいセットを設定し
スタータスウインドウの「さいきょう」の横にある「ミラージュプレート」で
現在の装備に上書きします。
当然ながら現在のジョブで装備できないものは貼り付けられません。
つまりヒーラーが見かけ上だけでも斧を持ったりとかはできません。
ちなみに「頭装備だけ見えないようにして顔が見えるようにする」のはLV1から可能。
性能はその時点さいきょうのものを装備して、みためはお気に入りの格好に変える。
これがFF14のセオリーです。
マーケットボードで売買される高額アイテムはほぼこのミラプリ目的です。

初心者おすすめのコンフィグ設定

テレビで遊ぶかPC用モニタで遊ぶか、
個人の環境によっておすすめの画面表示設定はさまざまですが
ここではどの環境でも必ずしておきたい設定を説明します。
運営がデフォルト設定してくれれば問題ないのですがいろいろあるのでしょう……
優先順に説明します。

1.ターゲットのキャストバーを見やすくする

メインコマンド→システムメニューHUD変更
→CurrentWindowから「ターゲット情報」を選択→⚙(ギアマーク)を押す
・「ターゲット情報の内容を分割して表示する」を有効にする
・「ターゲット情報:キャストバー」の「ウインドウの拡縮」を「200%(最大)」に変更
・画面下真ん中の「保存」を押す
→キャストバーはドラッグ移動できるので「画面真ん中」に移動させる。
必須。これだけはやろうレベル。
検索すれば画像つきで説明しているサイトもあると思うので何としても達成すべし。
効能はタンクの「ロウブロウ」「インタージェクト」
DPSメレーの「レッグスウィープ」レンジの「ヘッドグレイズ」で
敵の技詠唱をキャンセルしやすくなること。
とくに赤く点滅している場合は確実にキャンセルできるので
必ず「インタージェクト」「ヘッドグレイズ」で止めましょう。
例外的にスルーして2発目を止めた方が良い敵もいますが例外中の例外なので
赤い点滅が出たら脊髄反射で止める癖をつけたほうが全体に有用です。
赤くないゲージはタンク「ロウブロウ」、メレー「レッグスウィープ」、
ナイト(剣術士)のみ「シールドバッシュ」、白魔道士のみ「迅速魔+ホーリー」。
ですがスタン耐性でキャンセルできない場合も多いです。
明らかに止められないことを知っているならスルーしてよいですが
そうでなければ取りあえず止めてみましょう。

2.ターゲットのHPをパーセント表示にする

インコマンド→「システムメニュー」→「キャラクターコンフィグ」
→「ユーザーインターフェース設定」(上から3つめ)→「HUD」タブ(真ん中)
→ターゲット欄「選択対象のHP比率を表示する」→適用
これはデフォルトでしてい欲しい設定なんですけど運営さん。
そうしない理由がないので迷わず変更しましょう。

3.ムービースキップ

メインコマンド→「システムメニュー」→「キャラクターコンフィグ」
→「操作設定」(一番上)→「全般」タブ(一番左)
→「カットシーンスキップ設定」チェックを外す→適用
最初のうちはいじる必要はないですが
慣れてきたらコンテンツ開始時のムービーは飛ばしたいもの。
なお「ボス倒したあとのは見たい!」需要には応えられません。残念。

4.戦闘時の他プレイヤーエフェクトの省略

メインコマンド→「システムメニュー」→「キャラクターコンフィグ」
→「操作設定」(一番上)→「キャラクター」タブ(4つめ)
→「バトルエフェクト設定」の「パーティ」を「簡易表示」に→適用
最初のうちは問題ありませんが、
LV70くらいからアクションエフェクトが派手になってきて
とくに24人パーティだと敵の攻撃がみ辛くなってきます。召喚獣邪魔。
そうなってきたら変更しましょう。
低レベルから変えると画面がしょぼくなってさみしいので
最初は変更してはいけません。
また「非表示」にするとヒーラーのバリア範囲とかも見えなくなるので
選んではいけません。

5.パーティメンバーの名前をみやすく変更

メインコマンド→「システムメニュー」→「キャラクターコンフィグ」
→「ネームプレート設定」(上から4つめ)→「全般」タブ(一番右)
→「パーティメンバーのネームプレート設定」
 「ロールカラーを適用する」をチェック→適用
24人パーティで自分の属するアライアンスメンバーをみわけたり
4人パーティでもそこにいるのはタンクかDPSかヒーラーかがぱっと見でわかります。
なかなかに便利。好みの分かれるところかもしれませんがお試しあれ。

各ロールの基本的たちまわり

タンク編

最初は一番覚えることがたくさんあり、
しかも各ダンジョンの道も覚えておかなくてはならないので
初心者には厳しいのはわりと事実。
とはいえ一度セオリーをおぼえれば多少ミスしても
HPと防御力で「え、ミスしてないよ」(バレバレ)とごまかせる?のは
タンクの特権と言えましょう。あとマッチング待ち最速。

タンクのすべきこと優先順

1.すべての戦闘状態にある敵の敵視を取る
2.避けられる攻撃は避け防御アクションを適宜使う
3.まっさきに敵に攻撃する
4.敵の立ち位置と向きをなるべく固定する
5.止められる攻撃はできるだけ止める
6.ダンジョンでは道を間違えず先導する
7.敵を倒す早さへの貢献
番外.使うべき場所でのリミットブレイク使用

具体的手順

・1
まずバトルコンテンツが開始したらスタンスを入れます。
戦士なら「ディフェンダー」ナイトなら「アイアンウィル」。
8人パーティだとまた違いますが、4人なら最後までつけっぱなしなので
ホットバー登録は間違えてさわらない端っこに置きましょう。
・2
敵を見つけたらまず戦士「トマホーク」ナイト「シールドロブ」。
近づきつつ連打して範囲に入ったら即打ちましょう。
・3
そのまま敵の群れに突っ込みます。
敵の真ん中で戦士「オーバーパワー」ナイト「トータルエクリプス」。
できるだけ全ての的を巻き込むように真ん中で打ってください。
ナイトは余裕があるなら「トータルエクリプス」の前に
「ファイト・オア・フライト」を入れましょう。
・4
敵視を確認します。「トマホーク」を打った時点で敵が戦闘状態になって
こちらに移動し攻撃してくる状態になっています。
画面に表示されている敵リストをみて、
敵名称左のボタンが全敵で赤表示になっていることを確認しましょう。
これは敵の攻撃優先順(敵視)を示し、
赤になっていると自分が敵の優先攻撃目標になっていることを示します。
DPSやヒーラーが赤点灯になっていたらタンクのそばに移動してください。
・5
全敵の敵視が取れていたら立つ位置を
仲間からみて一番奥(来た方向の逆側)に変えてください。
ただし遠距離攻撃できる敵がいる場合はその敵が範囲攻撃内に収まりつつ
仲間からみて奥になる位置を選びましょう。
そしてそこから敵の範囲が見えている攻撃を避けるとき以外は
一切動かないでください。
範囲が見える攻撃が終わったら即座にもとの位置に戻りましょう。
これは全ての敵がDPSやヒーラーに対し背を向けるようにするためです。
メレーDPSは側面や背後から攻撃することで
ダメージが上昇するアクションがあります。
その際、タンクがうろうろ移動し、
敵の向きがそのたびにあちこち変わると困るわけです。
また多くの敵の範囲攻撃は、自身の前方が範囲です。
敵を中心としてタンクのみ仲間と逆に立ち、
DPSやヒーラーに背を向ける状態を保つことで
敵の前方範囲攻撃をタンクだけが受ける状態にできるわけです。
・6.
防御アクションを使います。敵の強さや数次第、そしてリキャスト次第で
どれを使うか、どのタイミングで入れるかは様々です。
最初のうちは「ランパート」「リプライザル」「アームレングス」を
ひとつずつ使い、切れたら敵の数をみて必要さを判断しつつ次を入れましょう。
敵と接敵前に使うのは効果時間が無駄になります。
敵は接敵した瞬間にダメージを入れてくるわけではありません。
また回復行動も防御アクションと同じ重要性を持って必要性を判断しましょう。
・7.
範囲攻撃を続けます。戦士「ミスリルテンペスト」ナイト「プロミネンス」。
覚えていなければ「オーバーパワー」「トータルエクリプス」。
・8.
それでも全敵から敵視が取れていない、
または敵視はとれているのに仲間が攻撃されダメージを受けているならば
スタンスをつけ忘れているか
範囲攻撃の範囲の外に敵がいて仲間を攻撃している状態です。
スタンスを確認しましょう。
ついているなら敵視の取れていない敵を選択して選び
「トマホーク」「シールドロブ」で敵視をとりましょう。
リキャストが戻っていなかったり、
敵が微妙に遠いのか届かない場合は「挑発」します。
・9.
敵の数が減ってきたら単体攻撃に切り替えましょう。
敵の残り体力と味方の攻撃の仕方をみて、どちらがより早いかで切り替えます。
・10.
敵が詠唱攻撃をしてきたら「ロウブロウ」
赤い点滅詠唱なら「インタージェクト」で止めます。
前述の「ターゲットのキャストバーを見やすくする」設定は
是非しておきましょう。

・ボス敵相手の場合
ボス敵など敵が単体の場合もすることは同じ。
敵視は最初の「トマホーク」「シールドロブ」で普通とれますが
なんなら「挑発」もいれて確実に敵視を固定してください。
ボスが増援雑魚敵を呼ぶ場合もあります。出現したら即敵視を取りましょう。
ボス敵の攻撃は当然雑魚より強めです。
敵視を取るのが楽な分、敵位置と向き固定や、
適した防御アクションの選択に注意を払いましょう。
これたが安定して初めて、効率の良い単体攻撃について考えましょう。
・ダンジョンの道の覚え方
優先順に書いたとおり、タンクが道をわかっていなかったり忘れていたりしても
周囲の評価の視線は他の要素に比べればさして下がりません(下がるは下がる)。
で道やギミックを覚えるには……うんまあ勉強と同じです。
 ・興味を持つ
 ・繰り返す
これだけです。
いろんなロールでそのダンジョンに通い、また動画や解説サイトで予習復習。
王道に近道なし。
ちなみに予習復習には「FF14予習室」というサイトがおすすめです。
若干情報が古い部分もありますが、もっともわかりやすいです。
なお始めて行くダンジョンへ予習をしてからいくべきか?という問題ですが
これはひとによるとしか言えません。
動画みて予習しても実際ゲーム内で操作してみると別物に見える。
でも予習しないよりはまし。ではどの程度頭にいれておくべき?周りはどう思う?
パーティに初見さんがいたら自分だったらどう感じる?
正解はありませんが、
最初の挨拶のとき「タンク練習中です」「ここに来るのは初めてです」
「タンク初見です」などと入れると周りもやりやすいのは確かだと思います。
基本的には予習をする必要はありません。
だがしかしパーティを組んでいる仲間は、
自分と同じく快不快を感じる人間であることを忘れないことです。

・リミットブレイクの使用
リミットブレイクは99%DPSが使用しますが、
ごく限られたコンテンツではタンクが使用しなければ全滅する場所もあったりします。
具体的にはLV60ノーマルレイド「機工城アレキサンダー:天動編4」とか
LV80「ウォーリア・オブ・ライト討滅戦」とか。
予習しなければ知りようが無いですが、解決策があります。
初見のバトルコンテンツでは、上に書いた通り
最初に「初見である」ことをパーティに伝えましょう。
タンクがリミットブレイクを使う場所があるなら
プレイヤーの99%は使うべき場所を教えてくれます。

DPS編

タンクに比べるとシンプル。こだわると一番奥が深いのがDPS。

DPSのすべきこと優先順

1.避けられる攻撃は避ける
2.バトル中のギミックはDPSとヒーラー担当
3.止められる攻撃はできるだけ止める
4.敵を倒す早さの極限追求
5.軽減バフや回復のできる範囲での使用
6.リミットブレイクを撃つ

具体的手順

・1.
タンクの後ろをついていき、タンクが敵視を取ったら攻撃を始めます。
なぜなら、DPSが先に攻撃し敵視をとると
タンクが敵視を取り返すための手間が無駄に発生し
そのために敵を倒すのに時間が掛かるからです。
タンクのダメージもゼロではありません。
DPSが最適に動くならタンクの攻撃も重要なのです。
・2.
敵の攻撃は避けられるものは避けます。
ダメージを受けるとヒーラーが回復しなければならない手間が無駄に発生し
そのために敵を倒すのに時間が掛かるからです。
ヒーラーのダメージもゼロではありません。
DPSが最適に動くならヒーラーの攻撃も重要なのです。
またボス敵の攻撃が直撃したりするとHP最大から一発戦闘不能の恐れもあります。
ヒーラーがバリアヒーラーでない場合はどうしようもありません。完全にDPSが悪い。
戦闘不能になってもすぐヒーラーが蘇生してくれますが
戦闘不能→蘇生を経た場合は「衰弱」という時間経過でしか取れないデバフが付きます。
効果は「100秒間STR・DEX・INT・MND が25%低下」。
最大HPや防御力は下がりませんが、攻撃力ががっつり下がります。
また衰弱状態で再度戦闘不能→蘇生を経ると「強衰弱」になります。
効果は「100秒間STR・DEX・INT・MND が50%低下」。
ヒーラーが起こしてくれるからといって、戦闘不能状態になってはいけません。
そのためには避けられる攻撃は避けましょう。
・3.
バトルにおいては様々なギミックがあります。
増援の雑魚敵をすばやく倒すとかNPCへの攻撃を代わりに受けるとか
爆弾を敵に当てるとかバリアを起動して敵をやりすごすとか、いろいろです。
これはDPSかヒーラー、いるならレンジDPSが最優先で担当します。
なぜならタンクは基本、敵を動かさないほうが良いからです。
上で説明したように、タンクが動き回ると敵の攻撃がDPSやヒーラーにも当たって
大ダメージを受ける恐れがあるから。
レンジDPSの担当優先が高いのは、レンジDPSは動きながら攻撃できるからで、
動いてギミック処理をしてもダメージ効率への影響が少ないからです。
よってキャスターでもある程度動ける召喚士は積極的に担当しましょう。
ヒーラーはまず第一が自分を落とさないこと、仲間を落とさないことなので
それが充分余裕をもって担保され、ギミック処理で大ダメージを受けない場合に限り
処理に回りましょう。
DPSがどちらもメレーだったり黒魔道士だったりした場合は、
DPSとヒーラーで空気を読み合いましょう。ギミックへの習熟度も影響しますので
この職が、と決まったわけではありません。タンク以外が臨機応変に。
・4.
タンクと同様に止められる攻撃は止めましょう。
ダメージやデバフを避ける。避けられる攻撃は避けることもDPSの大事な仕事です。
・5.
あとは出来る限りダメージ効率を追求しましょう。
ここで重要なのは自分ひとりの効率ではなく、
パーティ全体で敵を如何に早く倒せるかの効率である、というところです。
敵の数と残りHPにより範囲攻撃と単体攻撃を切り替えるのはタンクと同じです。
敵の頭数を減らすことを優先するか、総ダメージ量を優先するかは
タンクが受けているダメージ量と
ヒーラーのキャストを伴う回復行動の頻度から判断してください。
というのはキャストを伴わない回復なら
ヒーラーの攻撃ダメージ効率には影響がないからです。
仲間から全体バフが飛んだ際にまとめて大技を叩き込めば当然ダメージは上がります。
当然自分がバフを持っている場合も積極的に使いましょう。
高難度コンテンツで事前打ち合わせをしているような例外を除けば、
全体バフを意識してもたいして変わらないことがほとんどですが
それでもマイナスではなく、わずかでもプラスになるはずです。
・6.
メレーの「牽制」「ブラッドバス」、メレー・レンジ共通の「内丹」、
キャスターの「アドル」などの回復やデバフもDPSは持っています。
これらも当然使わないよりは使った方が良いのだから使いましょう。
とはいえ敵に与えるダメージ量には関係なく
またヒーラーのキャストを伴わない回復行動の範囲内であれば
敵を倒す早さは変わらないという意味で、優先度はやや下がります。
ちなみに「アームレングス」「堅実魔」は
敵の攻撃に対し先撃ちすることで意に沿わぬ強制移動を防げるので重要です。
レンジの「レッググレイズ」「フットグレイズ」はソロではお世話になりますが
パーティバトルでは全く無意味。
キャスターの「スリプル」はソロですらまず使いません。
使っている暇があったら攻撃し、使わなければ負けるようなら逃げましょう。
・7.
リミットブレイクは99%の場合においてDPSが担当します。
DPS2人のうちメレーがいればメレーが基本担当です。
ただし複数部位持ちボスはレンジ担当の方がダメージ総量が高い場合もあります。
きっかり敵HPがゼロになるのが理想ですが、
ぎりぎり狙って打つ前に倒してしまうよりは使った方が良いです。
また残りHPにより行動が変わる敵の場合も打ち時が変わってきます。
基本そのダンジョンの3番目の最奥にいるボスに使いますが、
場合によっては途中で打った方が早くクリアできる場合も皆無ではありません。
とはいえリミットブレイクのダメージ量は全体でみれば
そのダンジョンでの総与ダメージの1%にも満たないことがほとんど。
半分見せ技くらいの気持ちで気楽に適度に打ちましょう。

ヒーラー編

責任が重い代わりに一番できることが少ないのがヒーラー。DPSの逆で奥が浅い。

ヒーラーのすべきこと優先順

1.自分が戦闘不能にならない
2.仲間が戦闘不能にならない
3.戦闘不能が出たときの迅速な立て直し
4.戦闘中ギミックの処理
5.敵を倒す早さの極限追求

具体的手順

・1.
学者の場合は忘れず「サモン・エオス」で妖精さんを召喚しておきましょう。
タンクのスタンスと異なり、ジョブチェンジの際に召喚しておけば
バトルコンテンツ突入によるレベルシンクの有無で消えたりはしませんが、
それでもパーティ一覧をみて妖精さんがいることを確認しましょう。
・2.
DPSと同じくタンクの後ろをついていき、タンクが敵視を取ってから攻撃を開始します。
ピュアヒーラーは継続回復をタンクが敵視を取る行動の若干前に付けましょう。
白魔道士なら「リジェネ」です。他のFFシリーズではわりと空気な「リジェネ」ですが
FF14」では非常に強力。戦闘中はタンクに常に付けてください。
バリアヒーラーの場合はバリアを張ります。
学者の場合は「鼓舞激励の策」をタンクに付けます。
「リジェネ」と異なりキャストが必要で足を止める必要があるため
接敵前からタンクとの位置関係を調整しましょう。
またこれから起こる戦闘でパーティが受ける総ダメージ量が
妖精さんによる「光の癒し」で賄えるより少ないのであれば、
「鼓舞激励の策」などのバリアを撃つ必要は当然ありません。
・3.
敵の数や彼我の強さの差から「リジェネ」、
「光の癒し」あるいは「鼓舞激励の策」で吸収できないダメージが予想されるのであれば
当然接敵前からさらなる準備が必要です。
白魔道士なら「アサイラム」か「リタージー・オブ・ベル」の設置、
「アクアヴェール」「ディヴァインベニゾン」を貼る用意。
学者なら「秘策」を「鼓舞激励の策」に付ける、「疾風怒濤の計」の使用、
接敵と同時に「エーテルフロー」から
「野戦治療の陣」の設置と「深謀遠慮の策」の貼り付けなどです。
とはいえこれらはタンクがしっかり敵視をとってくれないと意味がありません。
敵視が取りきれておらずタンク以外にダメージが入るならそちらの手当も必要です。
・4.
敵から受けたデバフで消せるものを「エスナ」か回復で即座に消しましょう。
消すことができるデバフは白いラインが入っているので一目瞭然。
もちろん消すまでもなく時間経過で消えるならば、
残り時間と効果をみて消すかを判断します。
その際の優先は自身を含めて戦闘不能につながる可能性が高いものから優先です。
また敵の強制移動の前に「堅実魔」を先撃ちするのは他ロールと同様です。
なお「救出」を使うかは慎重の上にも慎重に判断しましょう。
確かに「衰弱」を防げるかもしれませんが、
今回のバトルコンテンツでそこまで時間を削る必要があるのか、
とかまで考える必要があるくらい、
仲間に強制移動させられるというのは使用が躊躇われるものです。
・5.
白魔道士のみ「迅速魔+ホーリー」で敵の攻撃をつぶす手段を持ちます。
「迅速魔」のリキャスト60秒や必要性を考えると基本タンクとメレーがするべき。
ただそういう選択肢があることは考慮しておきます。
・6.
継続回復が切れる直前にかけ直します。
なぜなら重ね掛けしても残り時間は上書きされるだけで+はされないからです。
回復の必要がないならヒーラーは棒立ちしていて良いわけではありません。
といって第一の優先は攻撃ではなく仲間を落とさないこと。
事故をふせぐため過剰にならない上限ぎりぎりまで回復やバリアの用意をして
はじめて攻撃に移ります。
白魔道士なら「ハート・オブ・ミゼリ」のためにヒーリングリリーが溢れる直前に
オーバーヒールでも消費しましょう。
・7.
次に考慮すべきはMP切れ。適宜「ルーシッドドリーム」を使います。
よほど変な使い方をしないかぎり枯渇はしませんが
だからといってケアしなくて良いわけでもなく、万全を保ちましょう。
・8.
事前の回復準備が充分であると判断したら、攻撃に移ります。
敵の数や残りHPと彼我の能力差による与ダメージ程度ををみて
継続ダメージ、単体ダメージ、範囲攻撃の3種類を切り替えます。
白魔道士ならそれぞれ「エアロ」系、「ストーン」系、「ホーリー」系。
学者なら「バイオ」系、「ルイン」系と「ルインラ」、「破陣法」系。
また白魔道士は状況に応じて「神速魔」を付けましょう。
範囲攻撃の「ホーリー」「破陣法」とも自身中心範囲なので
効率を考えると敵の真っただ中に飛び込んでいかなければなりません。
タンクが基本敵視を取ってくれているはずですが、敵の範囲攻撃はどうしようもないので
範囲攻撃を使う敵を覚える、敵の挙動に注目するなどの注意も必要です。
また白魔道士の「ホーリー」系列はダメージ+スタンの追加効果が付いています。
範囲内全員にスタン効果というとても強力なもの。
それでいてダメージもそこそこあります。
スタンで敵の攻撃がキャンセルされれば
それだけ回復の手間も減るので積極的に使用しますが
どれくらいで「エアロ」「ストーン」に切り替えたら良いのかはまこと難しい。
また学者は「エーテルフロー」のリキャストが戻る直前に
エナジードレイン」で吐き出しましょう。
白魔道士の「ブラッドリリー」と同じくこれも回復にどれだけ回すかのトレード。
それに比べると「ルインラ」と「ルイン」系の使い分けはわかりやすい。
なおキャスターの「スリプル」同様「リポーズ」にホットバー内の居場所はありません。
・9.
大ダメージを受けたり戦闘不能が出たら使えるアクション全てを駆使して立て直します。
そうならないように事前準備が大切ですが
そうなったときのためにリキャストを戻しておくのも重要。
味方の強さや動きの練度と、今後でてくる敵の行動でどれくらいダメージが出そうか、
事前に算段をたてておき、いざそうなってしまったら全力。
またそうならないように予防しておく。言葉でいうとこういうことになります。

・立て直し時の優先順
 1.自分
 2.タンク
 3.ダメージが出そうなDPSあるいは蘇生持ち
 4.そうでもないほうのDPS
まずヒーラーが戦闘不能になってはいけません。
召喚士がいれば蘇生してくれるし
高レベルの赤魔道士なら蘇生に加えて回復も手伝ってくれるかもしれませんが
まずヒーラーが落ちないことが第一優先。
次がタンク。タンクとヒーラーさえいれば、戦闘時間が長引くだけで全滅はしません。
DPSは蘇生持ちを優先して保護すると
ヒーラーが回復している間に蘇生を手伝ってくれることを期待できます。
蘇生持ちでなければより火力が出ていそう、有能そうなDPSを優先します。

・立て直し時のリミットブレイク使用
4人の場合は考慮する必要はありません。潔く全滅しましょう。
8人の場合でゲージが3本溜まっていて
タンク2人と自分でないヒーラーが落ちている場合はためらわず使いましょう。
DPS4人に衰弱が付いている場合なども一考の価値あり。
私の経験だと500回に1回くらいは、そういう機会も巡ってきます。

そのほか

コントローラモード(PS4/PS5)で知っておきたい操作方法x2

ホットバーにジョブごとアクションを登録していくのですが
これは当然自分が使いやすい置き方が正義。唯一の正解とかはありません。
しかしレベルが上がってきて使えるアクションが増えてくると
当然1ぺージ目に収まらないので複数ページをまたいで常時使い分ける必要があります。
このページ送りは「R1」ボタンを押すと順送りされますが
学者・召喚士・巴術士は2ページ目がお供への命令ページに固定されてとっても邪魔。
現在の仕様ではお供に命令する機会などほぼほぼありません(学者ではなくもない)。
でこのページを飛ばすにはR1+〇or×or△or□と押せばオーケー。
単純やん常識やん。でも知らないと知らないし気づくまで気づかないのよ重要なのに。
もうひとつは「コンテンツ情報一覧」の登録です。
メインコマンド→マイキャラクター→アクションリスト→MAIN COMMANDS
→!→「コンテンツ情報一覧」をホットバーに登録。
ちなみにキーボードがあれば「Ctrl+I」でもダイレクトに表示できます。
どちらでも使いやすい方で。

装備の更新頻度

FF14は普通に遊んでいるとお金は余ると思います。
お金の使い道は装備・ミラプリ・家を買ってのハウジング。この3つ。
薬とか料理は高難度コンテンツでは必須ですが逆に普段は一切考えなくて良いです。
ただ料理は経験値3%アップが付くので一番やすいので良いので食べておきましょう。
1食30分効きます。
で、ハウジングは土地を買ったりアパートを借りて
自分用や仲間(フリーカンパニー)用の家をつくるコンテンツ。
外装は買えられませんが内装はかなり手を入れられます。
訪問者に公開しているかたもいらっしゃるので興味があれば見に行ってみましょう。
大体お察しつくと思いますが、ハウジングは沼です。
バトルには一切関係ないだけに、こだわれば際限なくお金が掛けられます。
ミラプリも同様で、みんなの目に付くだけにこだわるひとはとてもこだわります。
その代わり、FF14では装備はかなり安価。
LV90でもLV30でも需要と供給量がすべてを決定し
低レベルだから安い、高レベルだから高いとかは無いです。
運が良ければ捨て値で変えるし、運が悪ければすごい金額とられます。
なので装備をどれくらいの頻度更新するかは、
レベルが挙がったらマーケットボードを覗いて、
装備できるもので安価なのがあれば購入しましょう。
みためはミラプリなので性能がすべて。そして装備の性能はレベルがすべて。
アイテムにもレベルがあって、マーケットボードでは必ず表示されています。
このアイテムレベルが高い方が強い。例外はありません。
装備できるなかでアイテムレベルが高い方から見て行って
こまめに良いものに買い替えミラプリを貼りましょう。
タンクは固さに直結するし、DPSは敵を倒す早さが装備次第でまったく違います。
ヒーラーは一番影響ないですが、うっかり戦闘不能で気まずい思いをしないためにも
手を抜きすぎないように。
長くなったのでまとめ
・1.お金の使い道はあまりないので装備につぎ込んで良い
・2.装備が充分に整ったらミラプリやハウジングを検討しよう

最小限の日課と週課

ソシャゲでおなじみの日課と週課。やろうと思えばたくさんありますが
ここでは私が実行している最小限のものだけ紹介します。優先順。

コンテンツルーレット(日課

日課というか遊ぶ主な目的。
経験値が目的の方は最小限「レベリング」だけでも遊びましょう。
次に経験値的においしいのが「アライアンスレイド」。
LV90装備集め目的のひとだけ「エキスパート」。他はお好みでどうぞ。

クロの空想帳(週課)

LV60で解放。週課というよりコンテンツルーレットの+α。

ゴールドソーサー(週課)

LV15で解放。
週に一度、土曜日21時以降から火曜日17時の間に1回行きます。
ミニくじテンダー、ジャンボくじテンダー、ファッションチェックのみ。
冒険者小隊が育っていれば優待券を使用。ファッションチェックは点数狙わず。
週1回所要時間10分程度でそれなりのゴールドソーサーポイントを得られます。
髪型やミラプリ用アイテムと交換しましょう。

リテイナーベンチャー日課

毎日1回リテイナーにおさがり装備を上げて18時間コースに出し直すだけ。
所要2分で確実にお金が溜まります。
ベンチャースクリップはグランドカンパニー補給担当官から軍票で交換可能。

冒険者小隊 小隊任務(週課)

軍用バトルマニュアル(2時間のあいだ経験値15%UP)と
ゴールドソーサ優待券(獲得ゴールドソーサーポイント15%UP)目的。
週に1度か2度任務に出すだけです。
育てるのも日数は掛かりますが時間はかかりません。

タンクによるまとめの判断

まとめとは、ダンジョンにおいてタンクが複数の雑魚敵グループをまとめる行動です。
範囲攻撃は範囲内すべての敵を攻撃できるわけなので
タンクが落ちない程度に耐えられるならば、
敵の数は多ければ多いほどダメージ総量が大きくなり、早く沢山の敵が倒せるわけです。
ではどれくらいまでならタンクはまとめて良いのか?
これはパーティ全員のキャラクタの性能と個々のプレイヤーの技量次第、
としか言いようがありません。
タンクが敵に耐えれば良いだけではなく、
当然ヒーラーの回復が的確であるほうがタンクは多くの攻撃に耐えられるのだし
DPSの殲滅速度が速いほどタンクの耐える時間は短くなって多くの数に耐えられる。
ではどのくらいか? 
キャラクタの性能はLVと装備(アイテムレベル)が全てなので見れば判ります。
けれどプレイヤーがまとめにどれくらいなれているかはわかりません。
良い装備をつけていてもそのジョブになれていないプレイヤーかもしれないし
装備がしょぼくともベテランプレイヤーがサブキャラで遊んでいるのかもしれない。
結論としてはまとめてみるまでわからない。
まとめるかどうかはタンクが判断するので、
どれくらいまとめて良いかもタンクが判断するしかありません。
しかしまとめてみなければ判らないのだからタンクがまとめて全滅しても
まとめたタンクのまとめ量が悪かったとも単純に言えないのです。

最後に

「これから始めたいと思っているかたや、
 興味はなくもないが遊んだことが無いかたむけに、
 FF14を遊んで周りのひとから「あのひと初心者だな~」と思われる時間を減らしたい、
 という需要に応える」
この記事の主旨に対し内容はいかがだったでしょうか。
画像が一切ない文字だけの記事におつきあいいただきありがとうございました。
なぜこういう記事を書いたかというと、
一人でも多くのひとにこのゲームに興味をもってもらいたいというのに尽きます。
と言えれば格好良いかもしれませんが
ひとに教えるのは楽しい、というのも確かにあります。
ゲームの中でも隙あらば助言をしようとするひと、いますよね。
もちろん純粋な好意からもあるのですが、それだけでもないかなと。
大勢が遊んでいれば、中には好意を持って接してくるばかりではないひともいますが
多くのひとはは初心者こそ、好意をもって見守ってくれます。
最初のハードルは高いと思います。
私も初めてサスタシャでマッチング待ちをしたときの緊張は今も覚えています。
でもそれもひとつの経験。無料ではじめられるので、是非試してみてください。