復刻版セガサターン コントロールパッド

 セガダイレクト http://segadirect.jp/Catalog/ProductDetail.aspx?SKU=0101006-00316

 USB端子でWin、Macintosh両対応 7月29日発売 ¥2,980

セガ自らサターンパッドを復刻。
 金型が無くなっていたので図面から作り直したとか。



・ゲーム機のコントローラー、すなわちゲームパッド
 どれがもっとも優れているのか、よく議論になりますが
 結局は、個人のプレイスタイル、好みの問題ということになります。


・元祖、ファミコンのコントローラーは本体直付け。
 子供のことですから、たたいたり、こすったり、鉄定規を当ててみたりするうちに
 あっさり壊れてしまうもの。
 でも外れないので本体ごと修理に出すしかありません。
 薄型でボタンも2つとシンプルなつくり。 
 セガのSG−1000パッドなどに比べればその出来の違いは明らか。
 ゲームウォッチの経験でしょうか。

・次のスーパーファミコンコントローラーはなかなかよい出来。
 十字キーはほど良いクリック感。
 ボタン数が少ないのが欠点で、「スト2」をプレイするには
 弱中強のどれをLRにあてるかのコンフィングが重要でありました。
 PSコントローラーに慣れたあとだと、持ち方が変わっていたり。
 持ち方の自由度が高いのもポイントです。

・PS、PS2のディアルショック。
 現在のスタンダートコントローラーにふさわしく、万人向け。
 ボタン数も大目で、振動付きながら軽量。格闘ゲームなどには向きませんが
 特に欠点は見当たりません。

・N64。なんといっても3Dスティック。
 GCよりもこちらの方が使いやすいように思います。
 大きめで持ちにくいのと、振動パックが電池式なのが欠点。

・GC。N64の反省か、もはやいらない扱いの十字キー
 3Dスティックが取って代わり。
 十字キー、Zトリガーの微妙な位置が味。
 ボタン数も少なく、正直いまいち。子供向けなのでしょうか。

・DC。悪評がはっきりしているコントローラー。
 重く大きく、LRトリガーは押していて疲れる。
 ボタン数が少ない上に押した感じもよろしくない。
 
・とどめはすこぶる押しにくい十字キー
 「スペースチャンネル5」がクリアできないのはこの十字キーのせいだ、
 と私にいわれてしまうほどであります。リズム感がないだけともいいますが。
 
十字キー任天堂の特許で、他社は使えないのではないか、
 といわれていましたが
 この特許はコイル氏事件などのいやがらせサブマリン特許対策のようで
 利益を上げるためのものではないようです。
 セガが許可をもらって製造したようです。
 結果は最悪でしたが。

・他にもいろいろ上げていくときりがないのですが
 お題のセガサターンパッド。
 
・特に十字キーの出来がよく
 格闘、STGに名作が多いにもかかわらず、
 アーケードそのままのバーチャスティックプロ以外には
 まともなアーケードスティックがなかったサターンにおいて
 その果たした役割は高かったといえましょう。

サターンパッドを忠実に再現、
 といってもLRや十字キーに若干の差異があるようですが
 市販のPC用ゲームパッドに比べれば、安心して使用できるでしょう。