「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3」に桝田省治の名前

 ゲームウォッチ紹介記事 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040917/nari3.htm

 ゲームシナリオには「天外魔境」、「リンダキューブ」などで独創的な世界を描いてきた、
 枡田省治氏が参加している。

 「桝田」ですよゲームウォッチさん。
 GOOGLE「枡田省治」検索は135件。本物は1、470件。意外に少ない。
 
・今週のファミ通紹介記事ではゲームデザイン桝田省治」となっていてあわてた次第。
 漢字は間違っていますが、公式サイトにもありますし
 内容は合っているとみて良いのでしょうか。

・「なりきりダンジョン」はナムコのRPG「テイルズ」シリーズの外伝的作品。
 GBの購買層に合わせた子供向けの雰囲気で
 コスチュームチェンジで職業や「テイルズ」のキャラクターたち、
 さらにナムコゲームのキャラクターに「なりきれる」のが楽しい。

・前作「2」からアルファシステムhttp://www.alfasystem.net/)が開発を担当。
 桝田さんがすでに世界観がしっかり決まっている「テイルズ」の中で
 どのようなシナリオを書くのでしょうか。
 ちょっと想像つきません。


・ちなみに本編の「テイルズ」を製作するのはナムコ・テイルズスタジオという会社。
 この会社はナムコ日本テレネットhttp://www.telenet.co.jp/)の共同出資。
 ナムコが自社の弱点RPG製作を日本テレネットに依頼、
 高い評価を得てナムコの看板となり
 テイルズ開発専門メーカーをナムコプロデュースの形で
 独立させたというところでしょうか。
 開発しているのはウルフチーム。スタッフロールにも見ることができます。
 「スターオーシャン」のトライエースhttp://www.tri-ace.co.jp/)も
 元はこのウルフチームから独立したメンバー。
 
日本テレネットの代表作としては、
 PCエンジンの「天使の詩」、メガドライブの「斬 夜叉円舞曲」「グラナダ」あたり。
 「ヴァリス」はまだしも
 「コズミックファンタジー」「魔法の少女シルキーリップ」などは
 忘れてあげましょう。
 さらにちなみに「天使の詩」開発チームはこれまた独立して
 メディア・ビジョンhttp://www.media-vision.co.jp/)で
 ワイルドアームスを製作しています。「ねずみくす」は忘れましょう。
 
・というわけで実はすごい「日テレ」こと「日本テレネット」。
 ゲーマーにとっては「日テレ」は「日本テレビ」でも「日本テレコム」でもなく
 「日本テレネット」なのです。覚えなくてもいいですよ。
 現在は社員30名で「テイルズスタジオ」116名より小さい
 パチンコシミュレーターメーカーですし。