「ニンテンドーDS」実機を公開

 ゲームウォッチ記事 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20041007/nintendo.htm

 関連;ソフト体験レポート 任天堂編 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20041007/nds1.htm
       ライセンシータイトル編 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20041007/nds2.htm
 未出展タイトルスクリーンショット集 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20041007/ndsot.htm

 ニンテンドーDS公式サイト http://www.nintendo.co.jp/ds/index.html

 Nintendo iNSIDE「NINTENDO DS PREVIEW!」総まとめ http://www.nintendo-inside.jp/editorial/ds_preview.html

 12月2日、¥15,000で発売予定のニンテンドーDS、発売ソフトを公開。
 
・今年の年末はビックタイトル勢ぞろい。

 11月27日(土) 「ドラクエ8」
 12月2日(木)   ニンテンドーDSとその同時発売ソフト
 12月3日(金)  「グランツーリスモ4」
 12月16日(木) 「メタルギアソリッド3」「テイルズオブリバース

 このあたりが大作ソフト。この他にも多数控えています。

・12月2日の同発タイトルは12本。
 もちろん発売されていないものの評価はできませんが
 これのために買いたい、と思わせるソフトは個人的にはなさそうです。
 任天堂ゲームとはどうも相性がよくないようで。

・そんな中でも「直感ヒトフデhttp://www.nintendo.co.jp/ds/software/hitofude/index.html
 しっかり作られれば、すごいゲームになるかも。

・他の注目作は
 「バルーントリップ(仮称)」http://www.nintendo.co.jp/ds/software/balloontrip/index.html
 画面を見た感じではかなり楽しみ。操作が慣れるまで忙しそう。

 「アドバンスウォーズ(仮称」http://www.nintendo.co.jp/ds/software/advancewars/index.html
 「ゲームボーイウォーズアドバンス1+2」という形で
 先ほどようやくアドバンス版の国内移植が11月25日(木)に決定した
 任天堂「ウォーズ」シリーズ最新作。
 のめり込めます。個人的に「ドラクエ8」と並ぶこの冬のキラータイトル
 どちらも相当時間がかかりそうなこの2作が2日違いで発売とは。
 楽しみで頭くらくら。

 「アナザー(仮称)」http://www.nintendo.co.jp/ds/software/another/index.html
 説明やスクリーンショットを見る限り、やたらと難しそうな任天堂謹製アドベンチャー
 任天堂アドベンチャーは良くできているけれど、やたらと難しいのが伝統ですから。
 期待と不安が入り混じり。

 「メテオスhttp://www.nintendo.co.jp/ds/software/meteos/index.html
  公式サイト http://planetmeteos.com/
 もとセガUGA(ユナイテッドゲームアーティスツ)の水口哲也さん、
 もとHAL研、「スマブラ」「カービィ」の桜井 政博さんによるパズルゲーム。
 PSPで予定されている「ルミネス」とはどう違うのでしょうか。

・現状ではまだまだ、DSならではの新しいソフト、
 というには足りないかもしれません。
 とはいえ触れてみてこそ。
 まず「さわってみてもいいですか」、といったところでしょうか。


・表題記事の岩田社長のプレゼンテーション、
 「ゲームの進歩は同時に複雑さを生み、難しさが、ゲーム離れを生んでいる。
 ただシンプルな遊びを提案しても、熟練者にとっては価値のない遊びでしかなく
 シンプルな遊びを提案するだけでは答えにならない。
 その答えが「新しい構造の遊びを発明」すること、ニンテンドーDSである。」
(プレゼンテーションの全文 http://www.nintendo.co.jp/ds/presentation/index.html
 宮本茂さんの
 「このゲームを作っていると、いままでのゲームを作っていたように
 攻略はどうかとか何ステージ必要だとか、そういうことは要らなくて
 作っている側も非常に新鮮。
 ユーザーもゲームと身構えることなく、新しいおもちゃとして接してもらえる」
 というお話。

・子供の頃からゲームがあった世代で、一応熟練者といえる程度には楽しんでいる身からすれば
 なんとも複雑。
 ゲーム離れしていないので、離れるひとを捉えるのは難しく、
 そこはなんとも言えませんが
 熟練者にとってシンプルな遊びは価値がない、というのは字面通り一遍にはいかない所。
 例えば「メイドインワリオ」。間違いなく高品質のシンプルな遊び。
 「ポケットモンスター」。子供の心を捉え続ける遊び。
 だからこそのGBAとの並行路線であり、
 ゲームにすれた大人むけイメージを押し出そうとしているのでしょうか。

・宮本さんの発言も、新しいものをつくりたい、という思いがみえます。
 従来のゲームも否定するわけではなく、GBA、GCとその次世代機で。
 そして新しいおもちゃ、ニンテンドーDS
 ファミコン以来のテレビゲーム20年にして
 任天堂自ら、まったく新しい舞台を作り出すことができるのでしょうか。
 

・ちなみにDSは「ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ」対応で
 以前のゲームボーイは対応していないようです。
 GCはGBソフト専用再生機になりそうですよ。