へたれゲーマー駄文の自己説明

・いよいよ本日で2004年も終わり。

・今年のゲームの話題は
 なんといっても年末の「ドラクエ8」「ニンテンドーDS」「PSP」の発売。

・既存ハードの方は 
 PS2とGBAがすっかり安定。
 GCはカプコンが逃げ出すように明らかに退潮、
 次ハードレボリューション(仮)にかける展開。
 「ゼルダ」新作はGCで出すのか否か。
 XBOXは日本では完全に見放されており、大きなお店でなければ扱ってもいない状況。
 けれども、マイクロソフト本国アメリカではGCをしのいでPS2に次ぐ位置に着けており
 XBOX2(仮)、そしてPS3(仮)、果たして次のトップハードはどれになるのでしょうか。

・個人的にはXBOX2(仮)は小型化されるでしょうから、
 1との互換性をつけて欲しいです。



・今年のまとめ、と行きたいところですが先日書いたように3月にまとめるということで
 今回はこのサイトについての1年間のまとめ。

・過去ログを見渡してみると、われながらなんとも偉そうなことばかり書いていて
 穴を掘って飛び込みたい気分に襲われます。
 1年に1度だけ、過去を振り返ってみます。
 
 参照;目次        http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/archive
    このサイトについて http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/000000
     



・1月から3月まではどのようなサイトにするか方向性が定まっていません。
 けれども私のゲームに関する見方は変わりません。


・1月21日の「G戦場ヘブンズドア」(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040121
 話の伏線の敷き方、回収を3冊の中で見事に構成した作品。
 というのが私の感想で、それをわかってもらおうと例示してみたのが上の文。
 ネットでの感想では、そのテーマに感動した、という声が大きいのですが
 私はそうは思わなかったわけです。
 ゲームでいえばシナリオ、演出ではなくシステム構成に感心している状態。


・2月18日 「アスカ」は不思議のダンジョンシリーズ最高傑作と断言するページ
          (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040218
  (関連:9月17日 完成されたゲーム「不思議のダンジョン
           (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040917))
 2月26日 「ロードス島戦記 邪神降臨 」(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040226
 この2つから見られるように、私は完成された作品が好きなのです。
 欠点が見当たらないゲーム。


・3月5日 攻略本の存在意義 「サガフロンティアアルティマニア
           (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040305
 もちろん、そうでないものを否定するわけではありません。
 残念がります。
 特にサガシリーズ桝田省治作品は
 高い技術力と優れたゲームバランスを実現するスタッフが付けば
 どれもが素晴らしい作品になることでしょう。
 その例がGB「秘宝伝説」や「天外魔境2」。


・3月31日 2003年のまとめ (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040331
  関連:2月29日 「コンティニュー VOL.14」( http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040229
      3月22日 「ユーゲー No.12」(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040322
      3月26日 2003年のゲームソフトまとめ(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040326
 そしてこれらに書いてあることが、結局私のゲームに対する見方です。



・続いて4月から6月。


・4月5、11日 ああ われもなりたし ハードメーカー 1,2
       (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040405
       (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040411
 後編11日分から引用します。

・ここまで長々と書いておいきながら全く逆のことを言わせていただくと
 そういうことはどうでもよいのです。おもしろいソフトさえ遊べれば。
 ただ、ゲームの面白さを知っているだけに、もっと大勢の人にこの面白さをしってほしい。
 ゲームマニアでないひとがゲームソフトを選ぶとき、間違いなく良いものを選べるでしょうか。
 音楽CDにせよ、書籍にせよそのとき購入したものがたとえつまらなくとも
 ゲームのように「その媒体そのもの」を、嫌いになることは無いと思うのです。

・ゲームをやらない人にどのゲームを買ってもらえばいいのか。
 悩むことなく、どれでも各人の嗜好に有ったものを買えばよい、
 と言えるまでにはゲームはまだ成長していません。

 私などがいっても仕方のないことではありますが、本当にそう思うのです。


・4月20日「塊魂」・塊魂の巻き込むもの(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040420
 塊魂はマニア層から高い評価を受けた作品。
 ナムコによるゲームらしい新しいゲームです。
 しかし、それほど高い評価を得るにふさわしいものなのか。
 常に続編ばかりのラインナップを憂う声が聞こえるように
 「新しさ」がゲームにとって高い価値を持つと考えられているということでしょうか。
 けれども、ゲームは面白ければそれでいいのでは。
 業界、開発者的な思考志向嗜好に影響されているように思います。


・4月21日「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」・RPGの王道を征くは「やりこみ」にあらず
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040421
 今年最高の作品は「ドラクエ8」か、それとも「5」か。
 リメイク「5」は非常に完成されていて、良いゲームでした。
 2DRPGはすべてこのシステムを使って作り直せ、と暴言を吐きたくなるほど。


・5月8日 望ましいリメイクとは 「天外魔境Ⅱ 卍丸
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040508
 開発する人はわかっていないのではないか。
 ゲームの面白さを間違えていないか。
 それとも私が間違えているのでしょうか。


・5月19日 「第四期ULTIMAGARDENCUP」・やり込みとはコロンブスの卵である
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040519
 関連:11月22日 「ドラゴンクエストⅤ」リアルタイムアタック観戦記
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041122
 「やりこみ」と「やり込み」について。
 このことに関しては折を見て触れていますが、肯定否定の問題ではなく
 「どちらが優れているかではなく、そのようなゲームであるという認識が欠けているのが問題」。
 果たして「ドラクエ8」にクリア後のなのでしょうか。
 今後もこれについて書いてみたいと思います。


・6月5日 「逆転裁判3」・「アドベンチャーゲーム」の難易度
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040605
 6月19日 「メトロイド ゼロミッション」・]「アドベンチャーゲーム」の難易度 続き
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040619
 「メトロイド」はアクションでアドベンチャー
 「ロックマン」、このサイトでいえば、9月4日の「プリンス・オブ・ペルシャ 〜時間の砂〜」
 12月26日「洞窟物語」なども近接ジャンルのソフト。
 アドベンチャーの難易度はゲームの印象、評価にまで結びついてしまうもの。
 けれども、これといった回答がないものでもあります。
 「逆転裁判」は新しいアドベンチャー
 「メトロイド」は任天堂だからこその絶妙のゲームバランス。
 このジャンルはSTGと並んでゲーマーから好かれるようです。
 それは「ゲームらしさ」があるから、なのでしょうか。



・ようやく後半7から9月。
 うーむ二回に分けてやればよかった。でも今日中にやらなければならないですねえ。

・7月4日 ゲーム攻略とはなんだろう(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040704
 ゲームを遊ぶのは何か目的のあってのことではありません。
 人生の役に立つわけではありません。
 では必要ない。そういう人もいて、けれども毎日のようにそれで楽しんでいる人もいます。
 そこに目的目標はない。けれどもゲームにはクリアやエンディングがあって
 また、ないもの、クリアしても果てしなく遊べるものもあります。
 ゲームはそれでよいのです。
 関連;ゲームのクリア時間 http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040904#p2
    ゲーム世界のお約束 http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041105


・7月16日から28日 ゲーム世界のきまりごと 「ことばのパズルもじぴったん
              きまりごとをみつける世界
              複雑ゲーム、ロールプレイをシミュレーション
              SRPGの戦術と戦略 「魔界戦記ディスガイア」の新しさ
      (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040716
 関連; 「ドラゴンクエスト」は何が面白いのか(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041124
 ゲームのルールについて。
 ゲームの面白いところは、ルールがひとつひとつ違うところです。
 ゲームシステム、すなわちそのゲームのルールは
 続編でもない限り、違っていなければ模倣であるとの批判を受けます。
 多くのゲームに多様なルールがある。
 それが優れたものか否か。そういう視点からゲームを見てみるのが私のスタンスです。


・8月5日 「グラディウスⅤ」(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040805
 関連;11月20日 シューティングゲームに求められるもの(http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041120
 コナミの「グラディウス」最新作。開発はトレジャー。
 STG好きにとっては最高の話題作。
 様々な意見があるものの、期待に違わぬ出来です。
 完成されたジャンルであるSTG。果たして今後はどのようになっていくのか。
 「東方」シリーズも含めて、今後も注目です。


・8月16日 好きこそゲームの上手なれ 下手でもゲームは楽しめる
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040816
 私はゲームが上手ではありません。かなり下手です。へたれゲーマーです。
 下手であると、理解できないものはたくさんあります。
 技術はその分野の理解に無関係ではありえません。
 けれども、ゲームを理解する必要は、楽しむためにはないのです。

 人はなぜ絵画を理解したがるのだろう。
 だれも小鳥の歌を理解しようとは思わない。
 なぜ、絵画となると人びとは理解したがるのだろう。
                       パブロ・ピカソ

ゲームを楽しめばよい。あれがどうのここがどうの言うのはマニアの戯言です。


・8月24日 「ペーパーマリオRPG」・任天堂がつくる世界のRPG
         (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040824
 「ペーパーマリオ」はRPGなのか。
 RPGとは何か、という難しい問題と絡みます。
 子供向けゲームはマニアになぜ嫌われるか。
 なぜ任天堂の作品には上質なものが多いいのか。
 任天堂はマニアにとって実はもっとも理解しにくいオトナのメーカーです。

 ところで「ピクミン2」ですが、今の今まで忘れていました。すいません。


・9月6日 A.B.「ゲームの批評と「匠の目」・ゲームの批評とは何か
 9月10日  どのゲームを買えば良いか分からない・私にとってゲーム批評とは何か
 9月13日 1億分の1ゲーマーが好きなゲームについて思うこと
        (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20040906
 システム、ルールの面からではなく
 マニアという立場からゲームを見るとこうなります。
 私はゲームをするひと。業界人でも評論家でもありません。
 また対して詳しくもない、「へたれな」ゲーマーです。
 そういう立場からの文章、それが「へたれゲーマー駄文」。



・どんどん行きます。ラスト3ヶ月。


・10月9日 「どろろ」・パターン化は作業的か
       (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041009
 すっかり駄目っぽい雰囲気漂う最近のセガ
 「どろろ」も売れていないようです。
 「アトム」も売れなかったようだし、だからこそマニアとして支援せねば。
 アクションゲームはようやく3Dで当たり前に作られるようになってきたようです。
 「ペルシャ」「どろろ」「洞窟物語」「MGS3」。
 これらを再度比較して考えてみたいと思います。来年。


・10月19日 未完成ミステリーノベル「ひぐらしのなく頃に」・ゲームは頭を使わない 
         (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041019
 10月26日 ロールプレイドラマ「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」
         (http://d.hatena.ne.jp/kodamatsukimi/20041026
 「ひぐらし」はゲームなのか。ノベルゲームは何が面白いか。
 RPGとは何か、という問題ともからみます。
 これも来年に持ち越し。いや、すべての問題に終わりはないのですけれど。


・最後に一連の「ユーゲー」「ゲーム批評」。
 ネタ元としてこれ以上のものはありません。
 お世話になっております。
 今後もいろいろ書きますが気にせずわが道を行っていただきたいと思います。



・ざっと駆け足で振り返って見ましたが、なんとも自分勝手なことを行っているものです。
 さて来年も、独善的に自分だけが正しいのだ、といった感じで書きます。
 批判、突っ込み、お待ちしております。


・また、「A.B.」さん、
 その他コメントを寄せていただいた方、リンクして感想を述べてくれた方、
 そして勝手にリンクさせていただいたかたがた、ありがとうございました。


・そして来年もよろしくお願い致します。
 「へたれゲーマー駄文」、まだ一応続く予定のようですよ。
 

・皆さんにとって2005年が良い年になりますように。
 面白いゲームがたくさん発売されますように。