マニアはすなわちコレクターなのか

・NTTがPC上でファミコン初期のゲームが遊べる
 「なつげー」というサイトを運営しています。
 なつゲー http://game.coden.ntt.com/

・1プレイ約¥50、一ヶ月区切りで約¥500。
 「迷宮組曲」にはすこし心惹かれるけれど、ハドソンならば今後に期待薄。
 と思っていたら「ソロモンの鍵」が。
 おのれテクモめ。


セガも同様のことを行っています。
 セガゲーム本舗 http://sega-gamehompo.jp/index.html

メガドライブのゲームを月額¥1,000で3本選択して遊べる仕組み。
 ラインナップはかなり充実しているので
 メガドライバー系のかたはこのサービスだけで充分かもしれません。
 パッケージ版もあって(http://sega-gamehompo.jp/info/cd_info.html
 「ガンスターヒーローズ」(ASIN:B0006NKC5E)は捨て置けません。


・またこちらになるとさらにマニア方面。
 Amusement Center http://www.amusement-center.com/index.html
  関連 プロジェクトEGG http://www.soft-city.com/egg/

ダウンロード販売形式。
 EGGはだいたい1本¥700から¥800。
 PLUSは¥1,000から¥2,000。
 PC88、98、MSXやX68000、
 PCエンジン、メガドライブなどのレトロゲーム

・今や物理的に遊ぶのが困難な88関連、
 「アナザーコード」関連でリイバーヒルソフトの
 「J.B.ハロルドの事件簿」シリーズあたりが注目。

・PLUSは「ブラスターバーン」が大注目らしいですが私はよくわかりません。
 (参考;罰記。 http://d.hatena.ne.jp/baddy/20050222#p4
        http://d.hatena.ne.jp/baddy/20050307
    9bit confusion http://gmk.9bit.org/note05q1/050303-blasterburn.htm
            http://gmk.9bit.org/note05q1/050222-blasterburn.htm


・上でも書きましたように、発売から何年、何十年とたつと入手は難しい。

ファミコンからでも既に20年。
 任天堂がその長きに渡って本体を製造してきたことは素晴らしいことで
 今も中古店頭で20年前のファミコンソフトを購入し楽しむことができます。

・けれどマイナーなソフトは入手困難。
 さらにはハード、ゲーム機本体がマイナーであれば遊ぶのはとても難しくなります。


・だからこそ、そこに需要が生じて上記のようなサービスが生まれてきます。
 物理的な劣化破損要素がないだけに
 サービスが続く限りいつまでも、昔のゲームを楽しむことができる。
 素晴らしいことです。
 是非、より多くのゲームが遊べるようになって欲しい。



・逆にです。マニアはなぜゲームを買い集めるのか。
 遊ぶため保存のため人に勧めるため。
 そうではなくて、自分のものにしたいからです。
 ダウンロード販売でない、サービスが続いている間だけ、遊べるということは
 それは長い目で見ればやはり何も変わっていない、
 いつか入手できなくなってしまう危惧を覚えるもの、不安になるものです。

・自分の手元においておけば、物理的に駄目にならない限りは
 いつまでも確実に楽しむことができる。


・マニアはすなわちコレクターなり。
 それは、その対象を愛するがゆえの悲しいサガでありましょう。