「ユーゲー No.11」   

kodamatsukimi2004-02-03

 
 キルタイムコミニュケーション ¥880 1月20発売

 公式サイト http://www.microgroup.co.jp/ug/

・2003年ゲームベスト企画は3月発売のNo.12でした。予定変更。


・今回の特集は、「携帯ゲーム」と「クイズゲーム(TV)」。
 携帯ゲーム特集についてピックアップ。
 クイズゲームはまたそのうちに。(やらなさげ。)



・携帯ゲームは、’00年7月に「ゲームボーイナビゲーター」という本が
 ユーゲーの前身である「ナイスゲームス」増刊として出ており
 それにかぶらないソフトが挙げられています。


・まず目に付くのは「SNKギャルズファイターズ」と
 「頂上決戦最強ファイターズ SNK VS. CAPCON」。
 どちらもNGPC(ネオジオポケット・カラー)。
 無名です。NGP自体ほとんど普及していないですから。


・現在、携帯ゲームといえば、
 GB(ゲームボーイ
 GBA(ゲームボーイ・アドバンス)
 携帯のアプリなど。

ワンダースワンゲームギアとかはともかく、
 ノキアのN−GATEとか
 アタリのリンクスとかPCエンジンGTとか
 そういえばゲーム&ウォッチも携帯ゲームだ。
 一緒にするな。

・あれ、なにか忘れてますか。


・もとい、NGPCといえば携帯機でありながら
 格闘ゲームを遊ばせてくれるゲーム機。
 カチカチクリック感のある方向キーが良いできでした。
 格ゲーを外でやるならNGPC。
 あと「水木しげるの妖怪写真館」とか。


・上記2つも格ゲーです。
 どちらもその層では人気作、
 今から入手するのは大変ですが。



・「ゲームボーイギャラリー」1から4。

 公式サイト http://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/agaj/index.html

・GBにゲーム&ウォッチの名作を移植したもので、
 1('97.2、4本)、2('97.9、6本)はGB(モノクロ)
 3('99.4発売、10本収録)はGBC(ゲームボーイ・カラー)。

 ゲーム&ウォッチを忠実に移植したモードと
 GB版発売当時風にキャラをマリオにしたり、グラフィックを改めた
 アレンジモードをそれぞれ収録。

・4(GBA)も海外で’02年に発売されているのですが、
 国内での発売は今のところ予定無し。
 というのも、このシリーズ国内ではあまり売れていない模様。
 知名度かなり低いです。
 
・ただ、GBAはリュージョンコードがないので
 海外版を手に入れればプレイ可能です。

・ちなみにリュージョンコードとは
 ハードとソフトに付けられたエリアコード。
 日本とアメリカではこの番号が違うため
 PS2などは、アメリカでゲームを買ってきても
 日本で買ったPS2本体ではプレイできません。


・入手困難なゲーム&ウォッチのゲームが遊べるのですから
 ちょっと例として適当でないかもしれませんが
 PSの「ナムコミュージアム」などの存在感を考えれば
 ある程度の需要はあるはず。

任天堂の広報があまり活発でないのもあるでしょうし
 GB関連の専門雑誌がない、などの理由もあるのかもしれません。

・とにかく、この「ゲームボーイギャラリー
 今回ユーゲーに掲載されたことで、少しは知名度が上がり
 中古市場価格も上がることでしょう。

・現在アマゾンでは72%引きになっていますが。買いですね。

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069RYC/qid=1093535878/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-0869723-4561842



・「DT Lords of Genomes」 メディアファクトリー '01年5月発売 GBC

 公式サイト http://www.gamestudio.co.jp/dt-web/

 ユーゲーでも何度か取り上げられてるのですが、いまいち反応がなさげ。

・カードゲームといえば名作と名高い「カードヒーロー」が
 ¥580でもいまだに店頭在庫を消化できないほど。
 初心者へのとっつきにくさが最大の壁でしょうか。

・また、「ゼビウスドルアーガの遠藤」の名は
 このゲームには、必ずしもプラスになっていないようです。



・「音ゲー列伝」の括りで携帯機の音ゲーを紹介。
 ポップンミュージックビートマニア等あるのですが
 携帯機で音ゲーは、そもそも音声出力に問題ありか。

・その中で隠し球として挙げられているのが
 コナミの「マーメイドメロディぴちぴちピッチ

 公式サイト http://www.konamijpn.com/products/pitch/gba/

 DDRのシステムでキャラの声をリアルタイムでコントロールするとか。
 これは携帯機でなくとも、今後注目なのかもしれません。


・「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」 ナムコ '00年12月発売 GBC

 公式サイト http://www.namco-ch.net/drururuaga/index.php

 これはマイナー。カードプラスローグというゲームらしいですが
 ちょっとシステムがわかりません。
 なかなかよくつくり込まれているが、テンポが少々悪いのが難とか。


・「ポケットキング」 ナムコ '00年2月発売 GBC

 公式サイト http://www.namco-ch.net/pocketking/index.php

 ファミコンの「キングオブキングス」の後継作。
 これも埋もれたタイトル。
 出来はよく、SRPGは現在幅広く人気を得ているジャンルなので
 GBAでリメイクされれば評価されるか。

・SRPGプレイヤー層≠キングオブキングス層か。
 いやそれ以前にブランドとして古すぎでしょうか。



・総じて「知名度が低い」ゆえに埋もれてしまったソフトが多いです。


・「ゲームボーイギャラリー」が知られていないように
 「ポケモン」を例外とし
 携帯ゲームを取り上げる雑誌は
 ファミ通など総合誌の片隅、あるいは任天堂関連誌後半に限られていて
 ソフト情報がユーザーへ届かない。
 
・最近だとトレジャーとセガの「鉄腕アトム」もあまり取り上げられていませんでした。


・「ポケモン」による「子供向け」のイメージから
 子供だましなソフトが多い、とゲーマー層に思われ
 一部、かどうかはなんともいえませんが
 そうでないソフトにも興味をもってもらいづらい。


・携帯ゲームという概念は「ポケモン」のおかげで相当数普及しています。
 しかし、「ポケモン」の次に遊ぶゲームが見当たらない。
 「FFTA」や「逆転裁判」などを購入するような層が大きくならないと
 携帯ゲームは、携帯アプリに取って代わられるのかもしれません。


・ユーザーにとっては、普及していること、
 みんなが持っていることが重要なのだし
 ゲーマーは面白いゲームならなんでも良いわけです。


・そういう意味では
 大人向けとみられるニンテンドー・ディーエス(仮)で
 どんなソフトが出てくるのか、注目です。

・PSPについては、現状ではなんとも。


・なんかユーゲーとは関係ない話に。でも時間ないのでまたの機会。