キルタイムコミニュケーション ¥880 1月20発売
公式サイト http://www.microgroup.co.jp/ug/
・2003年ゲームベスト企画は3月発売のNo.12でした。予定変更。
・今回の特集は、「携帯ゲーム」と「クイズゲーム(TV)」。
携帯ゲーム特集についてピックアップ。
クイズゲームはまたそのうちに。(やらなさげ。)
・携帯ゲームは、’00年7月に「ゲームボーイナビゲーター」という本が
ユーゲーの前身である「ナイスゲームス」増刊として出ており
それにかぶらないソフトが挙げられています。
・まず目に付くのは「SNKギャルズファイターズ」と
「頂上決戦最強ファイターズ SNK VS. CAPCON」。
どちらもNGPC(ネオジオポケット・カラー)。
無名です。NGP自体ほとんど普及していないですから。
・現在、携帯ゲームといえば、
GB(ゲームボーイ)
GBA(ゲームボーイ・アドバンス)
携帯のアプリなど。
・ワンダースワンやゲームギアとかはともかく、
ノキアのN−GATEとか
アタリのリンクスとかPCエンジンGTとか
そういえばゲーム&ウォッチも携帯ゲームだ。
一緒にするな。
・あれ、なにか忘れてますか。
・もとい、NGPCといえば携帯機でありながら
格闘ゲームを遊ばせてくれるゲーム機。
カチカチクリック感のある方向キーが良いできでした。
格ゲーを外でやるならNGPC。
あと「水木しげるの妖怪写真館」とか。
・上記2つも格ゲーです。
どちらもその層では人気作、
今から入手するのは大変ですが。
・「ゲームボーイギャラリー」1から4。
公式サイト http://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/agaj/index.html
・GBにゲーム&ウォッチの名作を移植したもので、
1('97.2、4本)、2('97.9、6本)はGB(モノクロ)
3('99.4発売、10本収録)はGBC(ゲームボーイ・カラー)。
ゲーム&ウォッチを忠実に移植したモードと
GB版発売当時風にキャラをマリオにしたり、グラフィックを改めた
アレンジモードをそれぞれ収録。
・4(GBA)も海外で’02年に発売されているのですが、
国内での発売は今のところ予定無し。
というのも、このシリーズ国内ではあまり売れていない模様。
知名度かなり低いです。
・ただ、GBAはリュージョンコードがないので
海外版を手に入れればプレイ可能です。
・ちなみにリュージョンコードとは
ハードとソフトに付けられたエリアコード。
日本とアメリカではこの番号が違うため
PS2などは、アメリカでゲームを買ってきても
日本で買ったPS2本体ではプレイできません。
・入手困難なゲーム&ウォッチのゲームが遊べるのですから
ちょっと例として適当でないかもしれませんが
PSの「ナムコミュージアム」などの存在感を考えれば
ある程度の需要はあるはず。
・任天堂の広報があまり活発でないのもあるでしょうし
GB関連の専門雑誌がない、などの理由もあるのかもしれません。
・とにかく、この「ゲームボーイギャラリー」
今回ユーゲーに掲載されたことで、少しは知名度が上がり
中古市場価格も上がることでしょう。
・現在アマゾンでは72%引きになっていますが。買いですね。
・「DT Lords of Genomes」 メディアファクトリー '01年5月発売 GBC
公式サイト http://www.gamestudio.co.jp/dt-web/
ユーゲーでも何度か取り上げられてるのですが、いまいち反応がなさげ。
・カードゲームといえば名作と名高い「カードヒーロー」が
¥580でもいまだに店頭在庫を消化できないほど。
初心者へのとっつきにくさが最大の壁でしょうか。
・また、「ゼビウス、ドルアーガの遠藤」の名は
このゲームには、必ずしもプラスになっていないようです。
・「音ゲー列伝」の括りで携帯機の音ゲーを紹介。
ポップンミュージックやビートマニア等あるのですが
携帯機で音ゲーは、そもそも音声出力に問題ありか。
・その中で隠し球として挙げられているのが
コナミの「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」
公式サイト http://www.konamijpn.com/products/pitch/gba/
DDRのシステムでキャラの声をリアルタイムでコントロールするとか。
これは携帯機でなくとも、今後注目なのかもしれません。
・「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」 ナムコ '00年12月発売 GBC
公式サイト http://www.namco-ch.net/drururuaga/index.php
これはマイナー。カードプラスローグというゲームらしいですが
ちょっとシステムがわかりません。
なかなかよくつくり込まれているが、テンポが少々悪いのが難とか。
公式サイト http://www.namco-ch.net/pocketking/index.php
ファミコンの「キングオブキングス」の後継作。
これも埋もれたタイトル。
出来はよく、SRPGは現在幅広く人気を得ているジャンルなので
GBAでリメイクされれば評価されるか。
・SRPGプレイヤー層≠キングオブキングス層か。
いやそれ以前にブランドとして古すぎでしょうか。
・総じて「知名度が低い」ゆえに埋もれてしまったソフトが多いです。
・「ゲームボーイギャラリー」が知られていないように
「ポケモン」を例外とし
携帯ゲームを取り上げる雑誌は
ファミ通など総合誌の片隅、あるいは任天堂関連誌後半に限られていて
ソフト情報がユーザーへ届かない。
・最近だとトレジャーとセガの「鉄腕アトム」もあまり取り上げられていませんでした。
・「ポケモン」による「子供向け」のイメージから
子供だましなソフトが多い、とゲーマー層に思われ
一部、かどうかはなんともいえませんが
そうでないソフトにも興味をもってもらいづらい。
・携帯ゲームという概念は「ポケモン」のおかげで相当数普及しています。
しかし、「ポケモン」の次に遊ぶゲームが見当たらない。
「FFTA」や「逆転裁判」などを購入するような層が大きくならないと
携帯ゲームは、携帯アプリに取って代わられるのかもしれません。
・ユーザーにとっては、普及していること、
みんなが持っていることが重要なのだし
ゲーマーは面白いゲームならなんでも良いわけです。
・そういう意味では
大人向けとみられるニンテンドー・ディーエス(仮)で
どんなソフトが出てくるのか、注目です。
・PSPについては、現状ではなんとも。
・なんかユーゲーとは関係ない話に。でも時間ないのでまたの機会。