毎日新聞 レトロゲーム:「ファミコン世代」にターゲット 市場拡大狙う

 http://www.mainichi-msn.co.jp/it/coverstory/news/20040826org00m300081000c.html

・普段ゲーム雑誌を読み、定期的に新作ゲームを買うのがあたりまえである身から
 新聞という場所から娯楽の一分野であるゲームはどのようにみえているのか、
 という意味で興味深い記事。

・「ファミコンミニ」シリーズのヒットは
 最新ハードの「操作が難解で理解しづらいゲーム」に対し
 「新鮮味に欠ける反面、知名度が高く、ゲームへの安心感があり、
 幅広いユーザーが楽しめる特性」のレトロゲーム志向のユーザーに
 受け入れられた結果である、
 と分析、その層を称して「ライトユーザー」と呼んでいます。
 
・MSX2版初代「メタルギア」携帯向け移植のニュースが先月ありましたが
 (http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040819/mg.htm
 ファミコンレベルのグラフィックの作品を
 スーパーファミコンレベルのGBAに移植する手間が
 採算分岐点を高くしてしまっているのではないか、
 と「ファミコンミニ」と「メタルギア」の話から感じるゲーマーとは
 違う視点。

ゲーム批評的です。
 「コアユーザー」「ライトユーザー」、そして圧倒的多数の「ゲームに興味ない」層。
 業界的には「ライト」だろうがゲームを買う層の増加、
 この括りからの変化を志向するのは体外的にも当然ですが
 マニアとしては「そのおこぼれにあずかって」
 良いゲームを、安く、手軽に、たくさん遊びたいと思うわけです。

・マニアに向けた作品づくりで、生き残っていけないメーカーを見るに。
 もちろんバランスよく経営しているメーカーもありますけれども。