ファミコンミニシリーズ ディスクシステムセレクション発表

シリーズ第3弾 8月10日発売予定  各¥2,000


 任天堂公式紹介ページ http://www.nintendo.co.jp/n08/fmk3/index.html
 ゲームウォッチ紹介ページhttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040707/fami.htm


・昨年のファミコン20周年記念にあわせて始められたこのシリーズ。
 ファミコンの名作、人気作のGBAへの移植。
 当時のパッケージを模し、中身も下手に手を加えない完全移植。
 
・エミュレートしているだけなのかと思いきや
 対戦の対応など、細かく手が加えられているようです。
 第1弾は2月14日、2弾めは5月21日発売。
 
・このシリーズ、重要な点は期間限定であること。
 第1弾は現在店頭在庫のみ、第2弾も3弾めが発売されれば受注終了。
 ゲーマーとしては押さえて置かねば拙そうです。



・今回は「ディスクシステムセレクション」ということで
 すべてファミコンディスクシステムから。
 
・上級者向けスーマリスーパーマリオブラザーズ2」
 ゼルダといちいち比較されがちな「謎の村雨城
 最近リメイクされている「メトロイド
 任天堂とは思えぬセンス「パルテナの鏡
 ゼルダ2作目にして実験作「リンクの冒険
 伝統シリーズの初代、既に完成されている「悪魔城ドラキュラ
 アクション、アクションRPGが6本。
 
・にほんむかしばなしのコメディーアレンジ「ふぁみこん昔話 新・鬼ヶ島 前後編」
 任天堂らしいスタンダード「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 前後編」
 「ファミコン探偵倶楽部 PART2 うしろに立つ少女 前後編」
 とアドベンチャーが3本。

・「SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ」の
 アクションSLG1本。
 
・なんとも重厚なラインナップ。
 タイトルを見ただけで思い出がよみがえり、もうなかば満足です。



・難易度もみな高いものばかり。
 「マリオ2」の難しさは有名です。
 初代「メトロイド」、「悪魔城ドラキュラ」あたりは
 続編も出ており、まだしも対応可能ですけれども
 「パルテナの鏡」、「謎の村雨城」はどちらもとても難しいゲーム。
 リメイクならともかく
 「当時そのままの完全移植」がこの「ファミコンミニ」のコンセプトですから
 今遊ぶと少し辛いかもしれません。


・「ふぁみこん昔話」「ファミ探」は
 真の全年齢向けを持する任天堂謹製だけに、シナリオは実に上質。
 グラフィックは今見てもちょっと微妙ですが
 GBAですし、今風にしても逆に文句がでそう。
 SFCで書き換え専用としてリメイクされていますが、もはや入手困難。
 移植はされていませんし
 思い入れがあるむきも、未体験のひともにもお勧めです。
 ただ、コンプリートはかなり難しいのでヒントがあると良いですが。
 個人的に。
 
・メッセージスピード調整は是非お願いしたいところです。
 既読スキップまで付けろ、とは言いませんので。


・ところで「リンク」ですけれども。
 私のゲーム棚には「風のタクト(GC)」の予約特典、
 「4つの剣+」のおまけこと「ゼルダコレクション」が飾られているのですが。

任天堂さん。

・「マリオ2」は「マリオコレクション(SFC)」があるのでいらない、
 と言いたいところですが、GBPで、つまりGCで出来ることが重要、
 SFCを引っ張り出すのは面倒、
 バックアップの電池は切れているし。

・つまり「コレクション」は棚に飾っておくものではありませんよ、
 という任、天のお言葉。ありがたく拝聴いたします。
 もっとゲームをやる時間が欲しいですよ七夕さま。



・「SDガンダムガチャポン戦士」は初代のみディスク(’87年11月)で
 「2」からファミコンに移り「5」まで出ているシリーズ。
 バンダイとは思えぬ良作で
 ガンダムに興味なくとも楽しめる手軽なSLG。
 
・特徴はユニット同士の戦闘がアクションになっていること。
 弱いユニットでも腕があれば逆転可能、
 アクションが苦手ならばそれこそタクティクス、ストラテジーに戦えば良し。
 対戦が熱い、良いゲームです。
 
・ただ、やはり正等進化版の2作目「カプセル戦記」(’89年6月)が
 あらゆる面で秀でているので、こちらにして欲しかったところ。
 ディスクではないですが。
 思考時間は当然改善されているでしょうけれども
 ユニット行動3制限はどうなるのでしょう。
 


・欲を言い出すときりがないわけですが、なるべく丁寧な移植を願いたいです。

・まとめるとアクションに自信があるなら「悪魔城ドラキュラ」。
 アドベンチャー好きなら「ふぁみこん昔話 新・鬼ヶ島」、
 「ファミコン探偵倶楽部1、2」。


・アクション重視で歯ごたえのある「謎の村雨城」、
 縦ジャンプアクション「パルテナの鏡」、
 ゼルダ第2作「リンクの冒険」、
 この3本は初心者お断りの難しさ。

・「スーパーマリオブラザーズ 2」はSFCの「マリオコレクション」で。
 「1」「3」「USA」(別名「夢工場ドキドキパニックはれときどきぶた
 もありますし。
 「メトロイド」は素直に「ゼロミッション」を買いましょう。

・「SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ」は出来次第です。
 

・いまさらですが
 このシリーズの移植作業はどこがやっているのでしょうか。
 当然当時の開発ではないだろうし
 やはりトーセ(http://www.tose.co.jp/index.htm)でしょうか。
 


・第一弾、第二弾はタイミング的に取り上げるいとまがなかったので
 風化しないうちに、店頭在庫がなくなり中古でプレミアが付く前に
 取り上げたいと思います。