思ったことを書く意義


・このサイトに色々書いていてわかってきたことは
 自分がどのようなゲームを面白いと思えるのか、ということ。
 ちまたで評判の様々な中、誰かが面白いと感じるのだから
 そのゲームには何か良いところがあるのだろう、それを味わうため
 お金を使い、時間をかけて、楽しもうとする。けれども
 どんなゲームでもその面白さがわかるわけではないことに、ようやく気付いたこと。


・麻雀とパチンコはしない。もちろんテレビゲーム化されたものも遊ばない。
 タバコ、騒音などに包まれた環境下への悪感情があるからではなく
 興味がないから。すなわち、
 遊べば面白いかもしれないが、きっかけがなく、かつ進んで遊ぶ気もしないから。
 それが趣味というものだ。


・それ以外は大概大丈夫だと思っていたけれども、まだある。
 実車をモデルにしたレースゲーム。協力型オンラインゲーム。
 前者は、車に興味がないから。『三国志大戦』に持つ興味と『WCCF』への違い。
 『ウイニングイレブン』や『サカつく』で
 日本を舞台にしているかヨーロッパが舞台であるかのうちでは
 後者が興味が薄くなるのに同じこと。
 オンラインゲームは、対戦であれば良いけれど、協力して遊ぶゲーム、
 『FF11』『モンスターハンター』や『QOD』『ドルアーガオンライン』は
 どうしても気後れする。これは興味を持てない、面白がることが出来ないのでなく
 ゲームにそういうことを求めていないから、
 というように言える。今のところ。大袈裟だけれども。


・逆に、ゲームに面白さを感じる点は2つから言える。
 良く出来ていること。好みに合うこと。

・良く出来ているゲームとは、遊び手に与える規則が間違いなく整えられているもの。
 RPGならば、強くなる楽しさ、勝利の楽しさ、
 それを味わえるゲーム世界の中にいられる楽しさを常に、味わうことが出来るもの。
 アクションゲームならば、自在に対象を操作することが出来た結果を
 正しく評価されるもの。

・好みは、これは本当に個人的な好みであるけれど、機能に無駄のないもの。
 幅の広さ、自由度の大きさといったものは、無駄だ。
 エンジンの轟音もボディの流れるフォルムも無駄だ。
 構造は、効果に対し最小限あれば良い。
 ゲームでいうならば、答えはいくつもあっても良いけれど
 それぞれを導く解法はひとつでなければならない。

・抽象的なり。それが好みというものなのである。



・ゲームの面白さは知っている。そのどこが面白いのか、を言葉にすると
 そこに含まれていないものが沢山あることも、また見えてくる。
 このゲームは面白い。けれどあれは面白いのか。面白いと思えないだけなのか。
 興味を待たないことは、そういうように思いもしない、だから見えないけれども
 こうして書き並べてみると、見えないところが見えないことが見えてくるのだ。